「ポケモンホーム」がもたらした、気の遠くなるような「やりこみ要素」とは?

引用元:マグミクス
「ポケモンホーム」がもたらした、気の遠くなるような「やりこみ要素」とは?

「すべてのポケモンが集まる場所」をテーマに、2020年2月12日(水)にサービスが始まった「ポケモン HOME」は、スマートフォンアプリ『ポケモンGO』を含む過去シリーズで一緒に冒険した仲間たちをクラウド上のボックスに集められることと、そのポケモンたちを最新作『ポケットモンスターソード・シールド』(以下:ポケモン剣盾)に連れてこられる点で話題を呼んでいます。

真のトレーナーが「ポケモンホーム」で確認する箇所を見てみる

 今回のサービス解禁によって、シリーズをプレイし続けてきた歴年のトレーナーたちの『ポケモン剣盾』への熱意はさらに高まることになりました。

 まず、「ポケモンHOME」が解禁されたことにより、最新の『ポケモン剣盾』ではまだ遭遇することのないポケモンや、過去の映画やイベントで配布された「幻のポケモン」の一部を最新作に送ってくることが可能になります。

「ポケモンバトル」を極める人が特に注目しているのは、『ポケモン剣盾』で登場するポケモンと同じポケモンであっても、”対戦における役割”が変わってくるステータス(※「わざ」、「とくせい」)が過去作でしか登場しないポケモンたちです。

 対戦における役割が違えば、新旧のポケモンをおり混ぜた新しい戦法を考えることができます。ポケモンバトルの醍醐味がいっそう深まるといっていいでしょう。

 さらに「理想の1体」を追求する人は、ポケモンが入るボールの種類にもこだわります。ボールにもたくさん種類がありますが、一部のボールは過去作でしか登場しません。世代を越えたボールを最新作で使っていることは、コアなファンの間ではひとつのステータスでもあるのです。

 条件を揃えないと6000分の1の確率でしか出現しないといわれている、過去作登場ポケモンの色違いの出現を粘る人や、一定の条件を満たすことでポケモンに付与される「リボン」の種類をコンプリートするために過去作をプレイし直す人も現れています。気が遠くなるような「やり込み要素」が「ポケモンHOME」によってもらたされたのです。

 ポケットモンスターシリーズは、シリーズをまたいで遊ぶことのできるゲームタイトルのひとつです。「ポケモンHOME」を利用することで、古くは2002年発売のゲームボーイアドバンス用ソフト『ポケットモンスタールビー・サファイア』のデータ内のポケモンも、複数のソフトを経由することで預けることが可能です。

 同じ1体のポケモンであっても、思い入れはプレーヤーによって異なります。シリーズを超えて注いできたポケモンへの愛情は、新たな「やり込み要素」に挑む原動力となるでしょう。

※記事執筆時点(2020年2月17日)では、『ポケモン剣盾』で実装が済んでいない技もあり、使用できません。また、「ポケモンHOME」とともに『ポケモン剣盾』へ実装されたポケモンは、ネット対戦で使える状態ではありません。

(C)2020 Pokemon.
(C)1995-2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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(C)1995-2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. マグミクス編集部