異文化・異宗教の家族問題を描いて大ヒットの仏映画「最高の花婿」続編3月27日公開

引用元:映画.com

 [映画.com ニュース]多様な人種や宗教が混在するフランス社会を背景に、カトリック教徒の夫妻が、娘の結婚相手をめぐって繰り広げるドタバタを描いたコメディ「最高の花婿」の続編「Qu’est ce qu’on a encore fait au bon dieu?(神様、どうしてまたこんな目に?)」が、「最高の花婿 アンコール」の邦題で2020年3月27日から公開される。

 フランスで1200万人を動員した「最高の花婿」は、カトリックで保守的なヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちが、アラブ人、ユダヤ人、中国人、そしてコートジボワール人とそれぞれ結婚したことから巻き起こる、異文化・異宗教の家族問題を、たっぷりの笑いとユーモアで描き、世界145か国でも公開され大ヒット。第2弾となる「最高の花婿 アンコール」は、移民であるためにパリでの生活や仕事に悩みを抱える婿たちが全員、海外へ移住を計画。家族が世界中に離れ離れになることに耐えられないヴェルヌイユ夫妻は、婿たちを引き留める作戦に出る。

 前作に続き、フィリップ・ドゥ・ショーブロンがメガホンをとり、フランスを代表する名優クリスチャン・グラビエとシャンタル・ロビーによるヴェルヌイユ夫妻、最近では「シティーハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション」でヒロインを務めたエロディー・フォンタン(4女ロール役)、「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」に出演のフレデリック・チョウ(3女の夫、シャオ役)ら、話題作に出演したフルキャストによる再競演が楽しめる。

 「最高の花婿 アンコール」は、3月27日から、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。