藤井フミヤら飲酒運転撲滅ライブ「罪悪感浸透して」

引用元:日刊スポーツ
藤井フミヤら飲酒運転撲滅ライブ「罪悪感浸透して」

飲酒運転撲滅のためのプロジェクトライブ「LIVE SDD 2020」(エフエム大阪主催)が15日、大阪城ホールで行われ、藤井フミヤ(57)、西川貴教(49)ら13組のアーティストが1万1000人の観客の前で歌とメッセージを披露した。今回が13回目のライブとなった。藤井はオーケストラとコラボし「夜明けのブレス」を披露した。2回目の出演となった藤井は「毎年、開催することで日本人に飲酒運転の罪悪感が浸透していってほしい」と飲酒運転撲滅を願った。

【写真】藤井尚之とフミヤ 兄弟共演

NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」に出演中の西川は「NHK大阪放送局の楽屋からいつも見ていた大阪城ホールで、こんなメッセージ性のあるイベントで今年一発目のライブができてうれしい」。初出演で全力のパフォーマンスを披露した。

06年8月、福岡市で家族5人が乗った車が飲酒運転の車に追突されて海に転落、3人の幼児が死亡した。事故を知った同局関係者が親しいアーティストらに協力を呼びかけ、08年からイベントをスタートさせた。タイトルにあるSDDは「STOP! DRUNK(ドランク) DRIVING(ドライビング)(やめよう、飲酒運転)」の略。歌手はボランティアで出演している。

11年連続で総合司会を務めた小倉智昭キャスター(72)は最後にメッセージを読み上げた。

「飲酒運転がゼロになるまでメッセージを送り続けましょう」

最後は参加アーティスト全員がマイケル・ジャクソンの「ヒール・ザ・ワールド」を合唱。テーマカラーの黄色いタオルが会場全体に揺れた。

この模様は、3月18、19日にFM大阪「Music Bit ~LIVE SDD 2020 アンコール・スペシャル」(両日とも午後4時)でオンエアされる。