浜辺美波、ドラマでも見せつける存在感 クセモノ揃いの共演者のなかでブレない芯

引用元:オリコン
浜辺美波、ドラマでも見せつける存在感 クセモノ揃いの共演者のなかでブレない芯

 テレビ朝日系で放送中のドラマ『アリバイ崩し承ります』の主演を務める浜辺美波の評判がすこぶるいい。映画やドラマ、CMでも幅広い露出が続く浜辺に対し、各方面から「大躍進中の最旬女優」との声があがっている。

【写真】「うぅ…気持ちいぃぃ…」マッサージ店で横たわる浜辺美波

■「2020年は、私が20歳になる節目の年です」

 そう話す浜辺美波は2011年、沢口靖子、長澤まさみらを輩出した『東宝シンデレラオーディション』の第7回大会で新設された「ニュージェネレーション賞」を10歳で受賞し、芸能界入りを果たした。ちなみに同大会のグランプリは上白石萌歌、「審査員特別賞」に上白石萌音が選出されるなど、この年はタレントが揃った激戦の大会だった。

 浜辺は、2015年に実写ドラマ版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説『まれ』で注目を集めはじめ、同年ドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)の演技で「コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞」を受賞。さらに2017年に公開された映画『君の膵臓をたべたい』では、「日刊スポーツ映画大賞新人賞」、「日本アカデミー賞新人俳優賞」ほか、各賞を総なめにした。『君の膵臓をたべたい』では、健気で、表面は強く明るく見せながら、内面の脆さを隠し続ける主人公・山内桜良を見事に演じきった、受賞にふさわしい演技だった。

 続く2019年には、ドラマ『ピュア! ~一日アイドル署長の事件簿~』(NHK)や映画『賭ケグルイ』、映画『屍人荘の殺人』など数々の作品に出演。シリアスな演技とコメディ・タッチを演じ分ける“上手さ”も見せつけた。

 当初こそ「浜辺美波が可愛い」「アニメから飛び出してきたようなルックス」「透明感がある」など、その美貌への評判が先行していたが、次第に演技への評価が高まっており、だからこそ、ここへきての連続主演だろう。

「私にとって女優は人生をかけるに値する職業だと思っている」――最近、浜辺自身が語った役者としての“覚悟”がうかがえる。