近藤真彦、体を張ったロケ挑戦 有吉弘行に対峙も「きょうはいじられキャラ」

引用元:オリコン
近藤真彦、体を張ったロケ挑戦 有吉弘行に対峙も「きょうはいじられキャラ」

 歌手の近藤真彦が、22日放送のフジテレビ系バラエティー特番『土曜プレミアム 有吉ダマせたら10万円』(後9:00)に出演。芸能活動40周年イヤーとなる記念すべき年に、マッチが体を張ったロケを行い、有吉弘行に対峙する。

【写真】番組に出演する有吉弘行、バカリズム、永島優美アナ

 番組は、芸能界一疑い深い男・有吉に一泡吹かせたいというさまざまな分野の芸能人が、それぞれが持ち寄った「ウソかホントか分からない話」を、有吉を目の前にしてで披露。その結果「有吉をダマせるか?ダマせないか?」に挑む。見事、有吉を“ダマした”挑戦者には賞金10万円が進呈される。

 今回、有吉をダマすのはEXIT、指原莉乃、純烈、モーリー・ロバートソンら各方面で活躍する芸能人たち。そこに、近藤がスタジオに現れると、挑戦者として誰が来るか知らなかった有吉は「マッチさんにダマされるの!? 緊張するよ!」「汗吹き出てきちゃった!」と動揺。対するマッチは、有吉に「今日はダマすよ?」と宣戦布告する。場の空気をマッチが完全に支配したかのように思えたが、有吉も一筋縄ではいかなかった。有吉は「マッチさんがうそをついているところなんか見たことない!」「人をだますような人じゃない!」「(うそをついたら)すぐに顔に出るから!」と徐々にプレッシャーを掛けていく。

 まず、マッチが出題するのは、「55歳近藤真彦 難関チャレンジできる! できない?」というもの。このクイズのために一日がかりで体を張ったロケを敢行してきたというマッチは、難関チャレンジ「激狭縦列駐車できる? できない?」を出題。前後の車幅が40センチしかないスペースに総額4000万円の高級車を制限時間1分、一発勝負で縦列駐車しなければならないというチャレンジ挑戦。約20年前、タレント業の傍らプロのレーサーとして活躍していたマッチは「車を運転させたら、業界で、俺の右に出る者はいないんじゃない?」と豪語し、縦列駐車に挑む。

 続けて「跳び箱跳べる? 跳べない?」。これは、8段(高さ約135センチ)の跳び箱をマッチが跳べるか飛べないかというチャレンジ。マッチはこのチャレンジで約45年ぶりの跳び箱に挑戦する。有吉が「久々の跳び箱って怖いですよね?」と聞くと、マッチは「これくらいはやらないと後輩に示しがつかないよ」とここでも自信に満ちあふれたコメントを残す。

 さらに、マッチがかつて仕掛けられたどっきりに関する問題「このどっきりウソ? ホント?」。1976年から約20年間、数々の有名人をどっきりに仕掛けてきたフジテレビの番組『スターどっきりマル秘報告』。この番組で、マッチがかつて仕掛けられた2つのどっきりのうち、本当のどっきりはAとBどちらかを当てる。今の時代、アイドルにこんな過激なことはできない!というようなどっきりに当時10代だったマッチはいくつも引っ掛かっており、そんなどっきりが当時の映像とともによみがえる。

 収録を終えた近藤がコメントを寄せた。

――収録を終えての感想は?
「久しぶりにゲストとしてバラエティーに出て、すごく楽しめました。ロケもさせていただいたんですが、ああいったロケも久々でしたね。アシスタントの方が横にいたり、進行してくれるMCの方がいたりとかではなく、完全に“一人ロケ”。進行も自分でやり、さらに体を張って、と大変でしたが気心知れたスタッフと一緒だったので、すごく自然にロケをさせてもらいましたね」

――有吉弘行と対決した印象は?
「(有吉と)何回か共演したことがあるんですが、鋭かったですね。スタッフからは『(有吉から)けっこうな質問攻めに合うから、その質問にムキになって返すと(心を)読まれますよ』とアドバイスをもらっていたんです。『あくまで自然体でいてください』と。その忠告を守るつもりで挑んだのですが、あの場で(有吉と)対面してみると、ちょっと飛ばしすぎたかな(笑)。結構しゃべっていましたね。オレが有吉の立場だったら人の心は読めないと思う! 全部ダマされちゃう(笑)」

――うそをつくのは得意?苦手?
「作り話をするのは好きな方ですね。なので、今回もうそなのにかなり具体的なことまで説明できたりと、自分でうそを言っておきながら内心『よくこんなうそスムーズに出てきたな』と思っていました」

――過去にご自身がついたうそで記憶に残っているものは?
「うそをつくというより、若い頃にさんざんドッキリを仕掛けられたから、うそは“つかれる”方が圧倒的に多いですね(笑)。もうやられっぱなし。当時はそういう番組が多かったりもしたので」

――「このどっきりウソ? ホント?」では近藤さんが10代の頃の懐かしいVTRが出てきましたが?
「なつかしかったですね~。(どっきりの内容は)もう覚えてなかったけど、あんなどっきりを何個も掛けられてたんだから!今日出てきたVTRはほんの一部だったけど、貴重なVTRだったね(笑)」
――芸能活動40周年イヤーはどんな年にしたいですか?
「今年はライブツアーで全国をまわり回りますし、CDも出せたら出したいと思っています。今回は、僕から40年間応援してくれた各地方のファンの皆さんに会いに行きたい。バラエティーにも出ていきたいです。楽しさが今回わかったので(笑)。きょうはいじられキャラみたいになっていたので、こういうキャラでは出たくないですけどね(笑)」

――ファンのみなさまへのメッセージ
「スタジオ内も周りのスタッフも爆笑だったので、テレビの前で思いっきり笑っていただけると思います!」