メイド5人組バンド、来年2月に初の日本武道館 昨年12月には米ビルボードチャート入り

引用元:スポーツ報知
メイド5人組バンド、来年2月に初の日本武道館 昨年12月には米ビルボードチャート入り

 メイドによる5人組バンド「BAND―MAID」が14日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで単独ツアー「WORLD DOMINATION TOUR【進化】」最終公演を行い、来年2月11日に初の日本武道館公演を行うことを発表した。ギターのKANAMIは「ご主人様、お嬢様の夢でもあり、私たちの夢。記憶に残る1日に」と1年後を心待ちにした。

 昨年9月から米国3都市5公演、同10月から全国18都市(19公演)を巡ってきた。18年から「宣告」「侵略」「激動」と掲げ、この日は最新アルバム「CONQUEROR(カンカラー)」収録曲を中心に、最終テーマとなる「進化」を自負する姿をファンに届けた。

 秋葉原のメイド喫茶で働いていた小鳩ミクを中心に13年7月に結成したバンド。衣装はメイド服、ライブは「お給仕」、観客は「ご主人様」「お嬢様」と日本独自の文化を取り入れて活動。16年からは毎年、海外ツアーを行ってきた。アルバムは、デヴィッド・ボウイらを手がけたプロデューサーのトニー・ヴィスコンティ氏が、自ら志願する形で参加。発売前の昨年11月27日には米バンド「Guns N’ Roses」ほか、日本では「ONE OK ROCK」らを手がける世界3大エージェンシーと言われる「United Talent Agency」との契約も決まった。

 昨年12月には、アルバムが米ビルボードチャート「World Albums」11位など、3部門でランクインする“快挙”で話題を集めた。目標は「世界征服」と掲げる5人。「人間と鳩のハーフ」をキャラクターにするギター&ボーカルの小鳩ミクは「結成当初から、世界中で知らない人がいない『世界征服』を掲げているっぽ。そこに近づくべく、しっかり“お給仕(ライブ)”したいっぽ」と武道館公演を経た“進化”への意気込み。将来的な米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの公演への夢も語った。 報知新聞社