池上彰氏、人気YouTuber・ヴァンゆんの熱意に反省…動画配信の“今年の顔”が集結

引用元:スポーツ報知

 さまざまな「スクープ動画」をもとに、時代の変化を池上彰氏(68)とひもといていく、TBS系「“一億総カメラマン”時代を変えたスクープ動画」(午後6時30分)が8日に放送される。

 スマートフォンの普及や動画投稿の簡易化により、いまや誰もが「カメラマン」になれる時代。番組では、スマホ動画や防犯カメラの映像、ドライブレコーダーの映像など、決定的瞬間をとらえたスクープ動画や、同局の歴史の中で最も古い視聴者提供のスクープ動画などを紹介する。

 「あおり殴打事件」の動画がその後の捜査をいかに変えたのかにも迫る。さらに、セウォル号沈没事故で命を落とした高校生たちが残した動画、救急医療の現場を変えた動画や、レディー・ガガをも動かしたある少年の動画など、「時代を変えた動画」をMCの池上氏が徹底解説していく。

 スタジオには、麒麟・川島明(40)、カミナリ、ゆきぽよ(23)、りんご娘・王林(21)らに加え、動画配信の“今年の顔”というべきメンバーが集結。チャンネル登録者数が170万人を超える大人気の2人組YouTuber・ヴァンゆんをはじめ、中高生に人気の高いTikTokerのねお(18)、ライブ配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二社長(32)が登場。彼らが「スクープ動画」について何を語るのかにも注目される。

 さらに番組では、ヴァンゆんに密着取材も敢行。彼らが明かすファン獲得のための再生回数を上げる秘策に、池上氏も大いに興味をそそられた様子。

 ヴァンゆんについて池上氏は「彼らの熱意とか努力っていうのはスゴイですね。あの熱意、そういえば(自分たちは)最近どうかなと…。ちょっと反省させられましたね」とコメント。

 また、「これまでは、何か事件や事故があるとカメラマンが現場に行って撮影して戻ってくる。そうするとだいたい事故現場が(事故から時間が)だいぶ経ってからなんですね。プロが撮影するというのは、みんなそういうものでした。ところが、たまたまそこにいた人が、それを動画で(SNSなどに)あげる。すると、本当に事故の直後とか、あるいは事故そのものとかの映像が見られるようになってきました。ここ数年、動画によってわかるようになってきたこと、変化したことを、この番組では、体系的に整理してお伝えできると思います」と見どころを語った。

報知新聞社