全盲JKシンガー・ソングライター、佐藤ひらりが武蔵野音大に合格

 全盲の女子高生シンガー・ソングライター、佐藤ひらり(18)が、武蔵野音大の音楽学部音楽総合学科作曲コースの推薦入試に合格したことが5日、分かった。

 母の絵美さん(45)によると、「自作曲に対する評価と面接で合格の通知を受けました。本人も大喜びです」。今後もライブ活動を続けつつ、来年4月からはクラシックをはじめ多彩なジャンルの作曲を4年間、基礎から学び曲作りに生かす。

 東京・ベルサール新宿グランドで行われる障害者のための「就労支援フォーラムNIPPON2019」(公益財団法人・日本財団主催)で、15日午後1時半から初の司会も。ピアノ弾き語りで「アメイジング・グレイス」も歌う予定で、透明感あふれる歌声で来場者の心を癒やしそうだ。