ボイメン水野勝、市原隼人の“失礼せりふ”にも歓喜「光栄」

引用元:オリコン
ボイメン水野勝、市原隼人の“失礼せりふ”にも歓喜「光栄」

 俳優の市原隼人とBOYS AND MENの水野勝が13日、都内で行われた映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』(3月6日公開)完成披露試写会に登壇した。ドラマ版の続編となる今作で、教育実習生・佐野正輝役として新たに参加した水野は主演の市原の印象について「世代的にスクリーンのなかの人。第一線で活躍されてて共演がすごく胸が高鳴った」と尊敬の眼差し。一方、撮影では市原から向けられたある失礼なせりふにも大喜びだったことを明かした。

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 同作は1984年の中学校を舞台に給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。 

 「市原さんはすごくストイックで自分のせりふも反芻(はんすう)して自分がナットクいくギリギリまで戦ってる」と力説する水野。「とあるシーンで僕に『この人のどこがイケメンなんですか!?』と言うせりふがあるんですけど、それを直前まで、僕の目の前で何度も言われて…こんなに光栄なことはない。市原さんに『この人のどこがイケメンなんですか!?』と言われるのは日本で僕くらい」と逆に歓喜。共演のメンバー・辻本達規から「もしかしてせりふじゃないかも?」と茶化されるも「すごくうれしかったです」と目を輝かせた。

 また、体育教師の鷲頭屋星太郎を演じる辻本達規に水野は「先輩なのでいろいろ教えてくれるんですけど生徒のエキストラの子に好かれてるって話してきたんです。自分で言うのもなんですけど、僕も現場で打ち解けて、本当に人気者になったんです。でも『俺のほうが人気だし』ってライバル心を出してきた…でも正直、(辻本の方が)人気なかった」と暴露すると、持参した笛を吹いて辻本は「やめろよ! 僕の方が人気あった」とけん制。対抗意識むき出しの辻本から「ゴウくんそんなことないよね」と聞かれた佐藤は「僕は鷲頭屋先生の話してた」とフォローすると「やった!」と喜ぶ辻本の傍ら水野は「ごめんね?」と気遣って笑いを誘っていた。

 この日はバレンタインデー前日とあって佐藤から、教師役の市原と武田玲奈に板チョコの挟まったコッペパンをプレゼント。武田は「とてもおいしそう」と喜び、市原は「映画のなかだともっと凝ってるのに…」と苦笑しつつ「うれしいです」とさっそくかじって堪能していた。

 舞台あいさつではこのほか、ドロンズ石本、いとうまい子、綾部真弥監督も参加した。