ボディーメイクトレーナーの樫木裕実さんが2月13日、JRA・日本中央競馬会の三浦皇成騎手の体内から取り出された数多くのプレートやボルトをInstagramで公開。これらを入れたまま快挙を成し遂げ、痛みやつらさを乗り越えていくアスリート魂を称賛しています。
2016年8月のレースで落馬事故に見舞われ、肋骨や骨盤の骨折など大けがを負った三浦騎手。約1年の休業をへて2017年8月にレース復帰を果たすと、2019年にはデビュー12年目で初となるJRA年間100勝を達成(最終的に102勝)するなど活躍。しかし、2020年1月5日に中山競馬場で行われた第7レースで再び落馬負傷。左腕の骨折や胸の打撲などで再び休養に入っています。
この休養期間中、2016年の落馬事故の治療で入れたボルトとプレートを抜く手術も行う予定としていた三浦騎手。以前から三浦騎手のボディーメイクを担当している樫木さんは、三浦騎手の体内に入っていたというたくさんのボルトとプレートの写真を紹介し、「こんなにたくさん入っていたのかと改めて驚きます」と驚きをつづっています。
続けて、これらが入ったままたくさんのレースに出て結果を残してきたことや、今回の休養をボルトとプレートを取り除く時間と前向きにとらえる考え方、けがや手術の痛みに耐える気力などを称賛。現在はリハビリアプローチを開始していることを動画を交えて報告しつつ、「皇成騎手の復帰の日まで 何としても脳も身体も通常と変わらないと思うところまで一緒に挑戦します」とボディーメイクトレーナーとして寄り添っていく考えを明かし、「ボディメイクとは痛みをなくす方向に導く脳と身体作りである」と結びました。
大量のプレートやボルトを見たファンからは、「こんなにたくさんのプレートやボルトが入っていたなんて……」「まるでサイボーグの部品」など驚きの声があがる一方、「尊敬を通り越す気持ち」「リハビリトレーニングの姿を見て涙が」など復帰に向けリハビリに励む三浦騎手を応援する声が寄せられています。 ねとらぼ
「こんなにたくさん」「まるでサイボーグの部品」 JRA三浦騎手の体内から取り出されたインプラントの数が話題に
引用元:ねとらぼ