中村玉緒、亡き夫・勝新太郎さんのスキャンダルの真相激白「出会った人間に恵まれた」…13日放送「直撃!シンソウ坂上」

引用元:スポーツ報知
中村玉緒、亡き夫・勝新太郎さんのスキャンダルの真相激白「出会った人間に恵まれた」…13日放送「直撃!シンソウ坂上」

 13日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)では、豪放磊落(らいらく)な人柄で知られた不世出の名優・勝新太郎(享年65)と、妻である女優・中村玉緒(80)を特集する。スタジオゲストはフットボールアワーの岩尾望(44)とオアシズの大久保佳代子(48)。

 昭和の芸能界を騒然とさせた勝さんのさまざまなスキャンダルの真相を探るべく、玉緒にMCの坂上忍(52)が直撃インタビューを行っていく。

 まず紹介されるのは、現在の玉緒の仕事ぶり。番組が、当年80歳の玉緒の日常に密着中のとある日、玉緒は京都の老舗ホテルに。そこでは、超高級着物の販売会が行われており、玉緒はここで販売員をするという。500万円、1000万円といった超高額な着物が並ぶ中、「押し売りはしない」と言いながら1000万円の着物を瞬時に売る玉緒。坂上を始めとするスタジオ出演者一同が思わず苦笑した、そのセールス方法が明らかとなる。

 坂上と玉緒は、勝さんの墓参りへ。玉緒と坂上との対談では、勝さんと玉緒とのなれそめが明らかに。映画の共演をきっかけに出会ったという2人。人間国宝の父と兄を持つ歌舞伎界の名門・成駒屋のお嬢様として育った玉緒について、後に勝さんは「玉緒なんて呼び捨てにできる人じゃなかったからね」と振り返っている。そんな超お嬢様の玉緒に対して、勝さんが行った意外過ぎるアプローチ法が明かされる。

 番組では、勝さんが引き起こした「3大事件」の真相に迫っていく。一つ目は「借金14億円騒動」。結婚後、出演作を立て続けにヒットさせた勝さんは自分で好きな映画を作りたいという思いから35歳で映画制作会社「勝プロダクション」を設立。しかし、映画作りへのこだわりから制作費を使いすぎ、さらには勝さんが毎晩のように夜の街で豪遊したことで多額の借金を抱え倒産。その後、玉緒は借金返済のため、新会社「勝プロモーション」を設立。自ら社長に就任した。「お金には恵まれなかったが、(出会った)人間に恵まれた」と語った玉緒が、借金返済の裏側を明かす。

 ほかにも、世間を騒然とさせた「大麻パンツ事件」や「世界の黒澤明との大ゲンカ」の知られざるエピソードが語られていく。

 さらに番組では、64歳のときに「下咽頭ガン」を告げられた勝さんの知られざる闘病生活をドラマ化。「この時は、本当につらかったです」と玉緒。闘病生活の真相と、勝さんのさまざまなスキャンダルに振り回されながらも、「離婚を考えたこともなければ、何の恨みもない」と坂上に対して言い切った玉緒の勝さんに対する思いが明らかとなる。 報知新聞社