2020年「松竹映画100周年」記念イベントが国内外でスタート

引用元:オリコン
2020年「松竹映画100周年」記念イベントが国内外でスタート

 100年前の1920年2月11日、現在の映画会社・松竹につながる「松竹キネマ合名社」が設立された。同年、蒲田撮影所がオープンし、映画製作を開始。2020年は「松竹映画100周年」の年となることから、国内外で記念イベントが開催される。

【写真】記念映画『キネマの神様』メインキャスト

 松竹の迫本淳一代表取締役社長は「映画作りにおいては、日本初のトーキー映画やカラー映画の製作を手がけるなど、時代をいち早く察知し、常に新しいことに挑戦し続け、数々の名作、話題作を生み出してまいりました。これからも変化を恐れずに新たな価値を創造し、世界中の皆様の心に残り続ける作品をお届けしてまいります」と、コメントしている。

■「松竹映画100周年」記念イベント
(1)展示 第80回所蔵資料ミニ展示「松竹キネマ100周年」展
期間:1月10日~3月3日(開催中)
主催:公益財団法人松竹大谷図書館
会場:松竹 大谷図書館 閲覧室

(2)上映・展示「昭和を彩る女優たち 松竹大船撮影所物語」
期間:1月18日~3月27日(開催中)
主催:川喜多・ KBS グループ
会場:鎌倉市川喜多映画記念館

(3)放送「松竹映画100周年 世紀を駆ける松竹映画の監督たち」
期間:2月1日~特集放送中
放送事業者:松竹ブロードキャスティング株式会社
放送局:衛星劇場(CS放送)

(4)上映「松竹映画100周年 ホームドラマの系譜」
期間:6月6日~6月26日(予定)
主催・会場:シネマヴェーラ渋谷

(5)展示「松竹映画100年記念展(仮)」
期間:5月29日~8月30日(予定)
主催:国立映画アーカイブ
会場:国立映画アーカイブ展示室(7階)

(6)上映「松竹映画100年特集(仮)」
期間:6月25日~9月6日(予定)
主催:国立映画アーカイブ
会場:国立映画アーカイブ長瀬記念ホール(OZU2階)

(7)新作 松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』
監督: 山田洋次
出演者:志村けん・菅田将暉・永野芽郁・宮本信子
公開:12月予定

【海外】
(1)フランス/パリ
上映「清水宏監督の特集上映(仮)」
期間:4月22日~5月26日
会場:パリ日本文化会館、シネマテーク・フランセーズ

アメリカ、イギリス、イタリア、スイス、ベラルーシなどの海外映画祭でも特集上映を予定。