江本孟紀氏、南海でバッテリー組んだ野村克也さん悼む「サッチーと楽しんで暮らしてもらいたい」

　野球評論家の江本孟紀氏（７２）が１１日放送のＴＯＫＹＯ　ＭＸ「バラいろダンディ」（月～金曜・後９時）の取材に応じ、プロ野球の南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也さんの突然の訃報を受け、メッセージを寄せた。

　江本氏は、野村さんとのバッテリーで１９７３年、パ・リーグ優勝決定シリーズ最終戦を制した。この日午前に江夏豊さんから訃報を伝え聞いたそうで「まさかね。まだまだ１００歳まで生きると思っていた」と驚き。野村さんとの一番の思い出は「プレーオフで２人でマウンドで抱き合ったあのシーン。まさか、阪急に勝てると思っていなかった」と振り返った。「死ぬまで野球、野球って言っていたから、あっちへ行ったら野球のない世界を見てきてください。サッチー（故・野村沙知代さん）と野球じゃない景色をみながら、あちらで楽しんで暮らしてもらいたい」と悼んだ。 報知新聞社