ＤＡ　ＰＵＭＰ、新曲の目玉は「つり革ダンス」！７人初アリーナツアーに感無量

　人気ダンスボーカルグループ「ＤＡ　ＰＵＭＰ」が１１日、さいたまスーパーアリーナでアリーナツアーの初日を迎えた。

　１４年に７人体制となってから初のアリーナツアー。ボーカル・ＩＳＳＡ（４１）は「さらに前に進んでいる、着実な一歩」としみじみ。ＫＥＮＺＯ（３５）は、開演前にＩＳＳＡから「新しい歴史の１ページが刻まれる。思う存分楽しみましょう」とＬＩＮＥのメッセージを受け取ったことを明かし、感無量の表情を浮かべた。

　胸椎類骨骨腫で、昨年９月からライブ活動を休養していたＹＯＲＩ（４０）も復帰。冒頭のＭＣで「お久しぶりです！　ＹＯＲＩです。俺、復活！」とあいさつすると、１万５０００人のファンから「お帰り～」と温かく迎えられた。７人全員が約半年ぶりにそろい、「Ｕ．Ｓ．Ａ．」や「Ｐ．Ａ．Ｒ．Ｔ．Ｙ．～ユニバース・フェスティバル～」など１７曲を元気いっぱいに披露した。

　アンコールでは、３月２５日発売の新曲「Ｈｅａｒｔ　ｏｎ　Ｆｉｒｅ」も初解禁された。明るく疾走感のあるダンスナンバーで、ＩＳＳＡは「タイトルの通り、ハートに火をつけるような楽曲。スポーツや恋愛、いろんな人を後押しできる楽曲になると思います」と胸を張った。

　「Ｈｅａｒｔ―」の目玉は電車のつり革を持つように右手を掲げ、ひざを左右に曲げる「つり革ダンス」。振り付けのＴＯＭＯ（３９）によると、米国で流行中の「ｓｗａｇ　ｂｏｕｎｃｅ」の動きをアレンジしたもので「日本のみなさんに親しみやすいネーミング。ＳＮＳで浸透してきていて、これは絶対来ると思います。子供たちも喜んでやってくれると思う」。１８年に社会現象化した「Ｕ．Ｓ．Ａ」の「いいね！ダンス」を超えるヒットに期待すると、ＫＩＭＩ（３６）は「電車の中ではやらないでね」と苦笑いしていた。 報知新聞社