池上彰、採点が厳しく「2点、3点を連発」そうだったのか!!P裏話

池上彰、採点が厳しく「2点、3点を連発」そうだったのか!!P裏話

ジャーナリストの池上彰氏が、最近大きな話題になっているニュースの数々、そして今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースの数々を分かりやすく解説するテレビ朝日系番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』。8日(19:54~)は、「20文字で説明できますか?」スペシャルが放送された。

同局の丹羽敦子プロデューサーによると、「今のニュースな話題をたった20文字で説明する、というものなんですけど、視聴者の皆さまにも参加していただけるためか、とても好評をいただいております」とのことで、「今後も特集するほどではないけど、大切なニュースについて20文字での解説、続けていきたいと思っています」と語る。

同企画は「実は最近、ゲストの皆様には大変なプレッシャーになっているようです」と丹羽P。「“キャスティング”と我々は言っているんですが、収録日と放送日が決まったところで、タレントさんのマネージャーさんに電話をして出演依頼するんです。その時最近、『20文字やりますか?』とかなりの確率で確認されるようになりました」と笑顔を見せた。

そして「『ないですよ』というと『よかったあ』と安堵の声を漏らされることが多く…。タレントさんは結構楽しんで答えてくださっている方がほとんどなんですけど、横で見守っているマネジャーさんの方がどうも緊張するらしいですね(笑)。漢字が間違ってないかとかドキドキしながら見ていただいているようです」とのこと。

そのうえで、「今回はその20文字しかやらないということで、かなり嫌がられるかとも思ったんですけど、ゲストの皆さんに楽しんで参加してくださって、本当によかったです」と安堵した。

また、「池上さんはこの企画、かなり気に入っていただいているようで、池上さんの解答もいつもとても楽しそうに考えてくださいますし、誰の答えが一番いいか、事前に見ていただいているときもとっても楽しそうに、ニヤニヤしながら採点してます。大学のテストの採点はいつも『大変だーー』とおっしゃってますけど。学生と違って、いろんな方向から答えがでてくるゲストの皆さんの解答は面白いようです」と、その様子を報告。

しかし、「とはいいつつ池上さん、採点がものすごく厳しい」と言い、「ほっとくと2点とか3点を連発しちゃうので、『これは惜しくないですかね?』とか必死にスタッフがフォローしてます」と打ち明けた。

保釈や裁判の話題を中心に解説したことについては、丹羽Pは「今は新型コロナウイルスのニュースが大きく扱われて、なかなかそのほかのニュースが出てこないんですけど、『その裏でいろいろ起きていることも解説していきたい』という池上さんの意向でした」と説明。「『ゴーン被告ってなんで日本に帰ってこないんですかね?』というスタッフのつぶやきから、今回はできた企画でした」と経緯を明かしている。

次回は、15日(19:54~)に放送され、ウイルスの仕組み、経済への影響など、新型コロナウイルスについて解説する予定だ。