NEWS増田&本田翼は死に体「ぐるナイ」の救世主になれるか

NEWS増田&本田翼は死に体「ぐるナイ」の救世主になれるか

【ギョーカイ“マル秘”雑記帳】

 お笑いコンビ・ナインティナインから“最強助っ人”と期待をかけられているのが本田翼(27)とNEWSの増田貴久(33)だ。

 2人が「ぐるぐるナインティナイン」(以下ぐるナイ=日本テレビ系)の人気コーナー“グルメチキンレース・ゴチになります! 第21シーズン”の新メンバーに選抜された2時間特番(1月16日放送)は平均世帯視聴率16・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)を記録。さらに通常レギュラーに戻った翌週の23日は14・1%、30日は15・1%を叩き出した。

「本田と増田が出演する前の昨年10月からの3カ月間で高視聴率と胸を張れるのは10月17日放送回の14・4%と12月19日放送回の16・9%の2回のみ。それ以外は10%前後をウロウロしている状態だったんです」(放送作家)

■打ち切り番組候補の常連

 今年度で放送開始27年目を数える「ぐるナイ」だが、番組改編期になると必ずといっていいほど編成会議で打ち切り番組候補として名前が挙がっていたという。

「通常、日テレのバラエティーは1本2000万円程度で作られる。しかし『ぐるナイ』は4000万超えという莫大な制作費がかかっており、なおかつ視聴率が安定しない。さらに『ゴチになります』もマンネリ感は否めない。ましてやこのご時世、高級な美食を食べられるのは一部の上級国民のみです。ファミレスがぜいたくの庶民にとっては嫌みな番組になってしまった。ナイナイも芸人として旬が過ぎている」(日テレ関係者)

 それでも「ぐるナイ」が延命してきたのには、ある編成上の戦略が奏功し、運も味方してくれたからだという。

「実は『ぐるナイ』は昨年10月から12月まで計13回のレギュラー枠のなかで実際にOAされた回数はわずか6回です。前枠の『突破ファイル』や『ケンミンショー』を2時間枠で編成することで視聴者に枯渇感を植え付けてきたんです」(事情通)

 とりあえず7月期までの延命が決まった「ぐるナイ」。

「ナイナイの2人にしたら同番組がGP帯の唯一のレギュラーなんです。そりゃ必死のようです。そんな2人の期待を背負った増田と本田。特に本田は、プロのゲーマーとしてゲーム実況配信をするなどその筋の視聴者を獲得しています。ちなみに目標となる平均視聴率は12・5%。これを達成できないとなると、7月期から新番組が始まるそうです」(芸能プロ関係者)

 果たして「ぐるナイ」は28年目を迎えることができるのか? すべては本田と増田にかかっている。