マネージャーも兼務する美女レイヤー「将来はコスプレを取り入れたブライダルを提案したい」

引用元:オリコン
マネージャーも兼務する美女レイヤー「将来はコスプレを取り入れたブライダルを提案したい」

 漫画やアニメ、ゲームなどと並び、日本を代表するポップカルチャーの一角として、海外でも認知されているコスプレ。最近では、テレビ番組や雑誌のグラビアページなどでも特集を組まれる機会が多く、 “誰でも気軽に楽しめる趣味”として、より幅広い層に浸透し始めている。今回は、コスプレイヤーが多数所属するプロダクションの社員としても活躍するコスプレイヤー、みるおさんにインタビューを実施。裏方としてもコスプレに携わる彼女に、業界の現状を語ってもらった。

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■マネジメントも行うレイヤー「クライアントに“できること”を明確に伝えて仕事をしたい」

――自己紹介をお願いします。

【みるお】コスプレイヤーが多数所属するプロダクションの社員として所属しながら、コスプレイヤーとしても活動しています。同社がカフェバーも経営しているので、そちらにも定期的に出勤しています。

――どういった経緯で、プロダクションに所属されることになったのでしょう?

【みるお】憧れのブライダル業界の会社から内定をいただいていたんですけど、「20歳そこそこの私がサポートについても、お客さまに満足していただけるのだろうか?」という疑問が湧いてきてしまって。ブライダルアドバイザーとしては、さまざまな経験を積んでからの方がより満足度の高いサービスを提供できるのではと思い、別の仕事も視野に……と考えていたタイミングで、現事務所にコスプレイヤー兼社員として働かないかと誘ってもらったのがきっかけです。

――フリーランスではなく、プロダクションに所属しようと思われた理由は?

【みるお】もともとはフリーで活動していたんですけど、個人だと連絡のやり取りや、ギャランティの交渉がいろいろとたいへんで。トラブルを避けるためにも、サポートしてくれる組織に所属したほうが安心だと思い、籍を置かせてもらうことにしました。

――仕事となると、趣味でコスプレを楽しむときとは勝手が違いますからね。

【みるお】そうですね。それに、事務所に所属するようになってから、仕事に対する取り組みかたにも変化がありました。フリーランスのときは何か問題が起きても、自分責任でしたが、所属するとなると、私個人のミスが事務所そのものの評判に繋がってしまうので。ほかの所属レイヤーに迷惑をかけないためにも、これまで以上に真摯な気持ちで、お仕事に取り組もうという意識が強くなりました。

――コスプレイヤーとしてだけでなく、裏方のスタッフとしても業務に携わることで、新たな発見もあったのでは?

【みるお】ここ数年でコスプレも広く認知されるようになり、多くの企業様からオファーをいただけるようになりましたが、それでもまだ「コスプレイヤーをアサインしたものの、どんな業務を任せていいのか分からない」という案件も多くて。ほとんど出番がないまま業務終了……といったことも、実はよくあるんです。ですから、こちらから「こんなこともできますよ」と明確にお伝えして、より満足していただけるお仕事をさせていただきたいなと思っています。