堂本光一『SHOCK』20周年!後輩ふぉ~ゆ~誓った「支えていく」

 チケット入手が困難なことで知られるKinKi Kids、堂本光一(41)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」が東京・丸の内の帝国劇場で3月31日まで上演中だ。2000年11月の初演から20周年を迎え、近くの日比谷シャンテで記事展「Endless SHOCK 20th Anniversary スポーツ6紙が報じた20年間」も開催中。公演に10年以上出演してきた「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴(33)と松崎祐介(33)が同展を案内する。

 21歳だった光一が帝劇史上最年少座長を務め、2000年11月に初演された「-SHOCK」は今年で20年。チケットは今公演に至るまで即日完売。3月30日には単独主演1800回に到達する。ミュージカル単独主演記録1位を更新中だ。

 越岡と松崎は、ともに2006年から出演。今回は公演の前に、日比谷シャンテの記事展を訪問。「-SHOCK」と光一の軌跡を振り返った。

 「『Higher』が流れていますね」

 松崎が気付いたように、館内のBGMに劇中曲を使用する粋な演出も気分を上げる。378点の記事パネルから見えてくるのは、05年に恩師、ジャニー喜多川さん(昨年7月死去、享年87)から演出を引き継ぎ、先頭を走り続ける光一の“モンスター”ぶりだ。

 「ジャニーさんがいなくなって『自分が守っていかなくちゃいけない』という光一くんの気持ちを、今年は感じます。ジャニーさんが『光一のSHOCKだ』って言ってきた理由が今、分かりました」。松崎は光一が格闘してきた20年間の舞台に思いをはせた。

 昨年の同舞台出演中に右足小指を骨折した越岡は、光一の痛みも受け止めた。00年に光一の肉離れを報じる紙面に「話で聞いていましたが…」と目がくぎ付け。約1時間かけて初演から今公演までの展示を見終えると「光一くんを支えられるようにと、改めて強く思いました」と決意した。

 「(ゴジラ像の赤マントの費用は)100万円以上かかっているらしいですよ。行かないといけないですね。ぜひみなさんに行って楽しんでいただければと思います」

 当の光一は公演初日の4日にこう語った。越岡、松崎も最後に口をそろえて「光一くんに見てほしいなあ。2人で無理やり連れてきます!!」。プラチナチケットを入手できなかったファンも、もしかしたら3人に会えるかも!?