芸能ドラフト会議、1巡指名「11歳の小学生」2社競合 桜井日奈子が奇跡のくじ運発揮

引用元:オリコン
芸能ドラフト会議、1巡指名「11歳の小学生」2社競合 桜井日奈子が奇跡のくじ運発揮

 ファッションフェスタ『東京ガールズコレクション』がプロデュースし、大手芸能プロダクション8社による、令和時代のスターを発掘するガールズオーディションプロジェクト『DUO presents TGC AUDITION 2020』が9日、都内のホテルで開催された。選択指名制度を導入した公開ドラフト会議に、日本全国から集まったスターを目指す35人が、事務所所属権を得るために最終審査に挑んだ。

【全身ショット】2社競合で1巡指名を受けた上妻美咲さん

 同オーディションは、モデルやタレント、女優などを目指す9歳以上の女性で特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュアを対象に募集。第一次審査から第三次審査を経て35人が登場し、この日、最終審査に臨んだ。

 自己紹介やダンス、歌唱など各々自己PRした最終審査終了後、インセント、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、エー・プラス、ジャパン・ミュージックエンターテイメント、VAZ、プラチナム、プロダクション尾木の8社がドラフト会議を実施。各社最小2位、最大4位まで選択指名し、重複指名の場合は抽選というプロ野球のドラフト会議のように行った。

 特別審査員として桜井日奈子、近藤千尋、Niki、野崎萌香、久保田悠来、ねお、トリンドル玲奈、華原朋美が参加し、第1巡目は、エントリーNo.20で小学生の上妻美咲さん(11)に、インセント、エイベックスが指名する競合。代表して桜井とNikiが、プロ野球のドラフトのように交渉権を得るためのくじを引く大役を務めることになった。

 Nikiは普段の活動で体験しないことを笑顔で楽しんでいたが、桜井は険しい表情を見せて「無理無理…」とド緊張。そして当たりくじを手にしたのは、目をつぶりながら引いた桜井で「やったー!」と叫びながら左手を突き上げ笑いを誘った。

 くじ運で奇跡を起こした”岡山の奇跡”桜井は「運をあの…、使いました…」と言葉にならない様子だったが最後は「よかったです!」「きょうはとてもいい仕事ができたなと思います」と満面の笑みで喜んだ。

 指名された上妻さんは、熊本県出身で143センチ、27キロのあどけなさがまだ残る小学生。審査ではダンスを披露し、見事インセントに1巡指名され「応援してくれた方々にまず感謝と、お母さんにも感謝をしています。うれしいです!」と感謝の気持ちを伝えた。