今井美樹 デビュー35周年の節目に思い描く未来「どんなことが自分にできるのかな?」

引用元:TOKYO FM+
今井美樹 デビュー35周年の節目に思い描く未来「どんなことが自分にできるのかな?」

歌手で女優の今井美樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents LOVE UNITED」。この番組では、10年後、100年後にも歌い継がれ、人々の心に響く愛を歌った“LOVE SONG”の数々を紹介しています。1月の放送では、東京オリンピックにまつわるトークやリスナーからのメッセージに答えたほか、デビュー35周年を迎えた心境を語りました。

◆「随分と長い時間が過ぎていったな…」

2020年1回目となる1月5日(日)の放送では、いよいよオリンピックイヤーを迎えたとあって、東京オリンピックにまつわるトークを展開しました。

マラソンと競歩の開催地が北海道に変更となったことについて、「けっこうなタイミングでの決定だったので、皆さんいろいろな思いがあると思います。でも、選手の皆さんに、良いコンディションで試合をさせてあげたいという思いから北海道でやると決定したことですから、あとはみんなで選手を応援して、マラソンと競歩の試合が気持ち良くスムーズにおこなわれて、全選手の笑顔が観られることを願いたいです」とコメント。

「私たちみんなで応援していきましょう! 素晴らしい大会となりますように、がんばろう!」とエールを送りました。

そしてエンディングでは、デビュー35周年を迎えた心境に触れます。今井は、「“へぇ~、35周年!?”なんて随分と長い時間が過ぎていったんだなと(笑)。そして、こうして“周年”という区切りのいい年を迎えると、これから先、“何と出会うのかな?”とか“どんなことが自分でできるのかな?”って……そんなことを考えてしまいますね。

今までのことを振り返り、そして、新たな扉を開けるその眼差しは前を向いています。私にとっての2020年はそんな年でもあります。どんなことがあるのか、楽しみにしていてくださいね♪」と思いを語りました。

◆音楽の楽しみ方に変化!?

1月19日(日)の放送では、41歳・男性リスナーからのメッセージを紹介。

「音楽ファン歴ウン十年の私ですが、ここ最近は、年に数回、大型フェスで音楽を楽しんだり、ダウンロードで楽しんだりするのがほとんどでした。もちろん、ラジオで知らない音楽と出会うのも大好きです。今回リクエストするバンドは、久しぶりにCDを買って、ドライブ中に聴いて楽しんでいます。私の音楽原体験はレコードなので、アルバムを通して全曲聴くのもやっぱりいいものですよね」とのメッセージに対し、

「私たち世代はと言うと……“いやいや、そんなことない”と言う方がいらっしゃるかもしれませんけど(笑)。私もどちらかというと、アルバムを1枚、頭から最後まで曲順通りに聴く派なんですね。自分も(アルバムを)作っているから。ちゃんと考えて、意味があって1曲目から最後まで作っているので……そこはちょっと大事に、“流れ”も含めてサウンドの1つだ、というニュアンスで受け止めてほしいなという思いが正直あります」と話します。

最近、サブスクリプションサービスで音楽を楽しむこともあるそうで、「もちろん、アルバムをダウンロードすることもあるんですけれど、まとめてドカッと(楽曲が)セレクトされている“ベスト・セレクション”みたいなものを聴くことも多くなって。1曲だけダウンロードして聴くよりかは、ドサッと聴いちゃう感じなんですけど(笑)。

アルバム1枚単位ではなく、いろいろなアーティストの曲を掘り下げて聴くことが増えましたね。曲の幅もアーティストのことも、もっともっと自分のなかに入ってくるのは、サブスクリプションサービスが普及したことで、わりと簡単にできるようになったので、それはそれで楽しんでいます」と音楽の聴き方の幅も広がった様子。

最後は、メッセージをくれた男性リスナーに向けて、「夏フェスに行かれて、生でアーティストの音楽を感じるのはすごくいいと思う。これからもフットワークを軽く、いろいろな夏フェスに行かれてくださいね! そして今回みたいに(ライブで観て気に入って)“やっぱりCD買おう!”っていうのは、私としてもすごく嬉しいです」とメッセージを送り、リクエスト曲であるBOYS END SWING GIRLの「スノウドロップ」をオンエアしました。