点棒落としてごめんあそばせ 黒沢咲の上品な振る舞いに「拾い方までセレブ」の声/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
点棒落としてごめんあそばせ 黒沢咲の上品な振る舞いに「拾い方までセレブ」の声/麻雀・Mリーグ

 大和証券Mリーグ2019・2月7日の第2試合、東4局において、アガリを決めたTEAM雷電・黒沢咲(連盟)が点棒を卓外に落とし、それを自ら拾うシーンで、礼儀正しくかつ優雅な振る舞いにファンが沸いた。

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 ここまで4万点近いリードを築いていた黒沢は、さらに加点を狙い、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)のリーチに追っかけリーチ。待ちを選べる難しい選択だったが、見事これをツモアガリ。この点棒授受の際、同卓者と黒沢のいずれかが、思わず手に力が入っていたのか、点棒が卓外に落ちてしまう。

 しかし黒沢は慌てず、おしとやかに「すみません」と同卓者に断り、すぐに椅子から立ち上がることはせず、ゆっくりと椅子を後ろに引き、それから卓を離れ、点棒を拾った。

 焦らずまず周囲へ声をかけ、椅子を引き、点棒を拾って戻ってくる。一挙手一投足に気を配り、決して雑然とすることなく、優雅ですらあるその動きに、ファンも「お上品」「これは優雅」「点棒拾うのもセレブ」とコメントが続いた。

 また、東4局にしてすでに3回目のアガリ、黒沢へ一気に点棒が集まる展開には「イキがいい点棒」「牌に愛された子」「ほんま強すぎるわ」などの声も投げかけられた。

 高級住宅街の成城学園前で育ち、上智大学卒の才媛でもある黒沢。リーグにおいて“セレブ”と評され、またファンに愛されるのは決してその出自だけでなく、この場面に見られるような本人の人柄、立ち居振る舞いの魅力にあると、改めて見る者へ認知させた一幕だった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。