「キビるフェス2020」が劇団きららの“社会派コメディ”でスタート

「キビるフェス2020」が劇団きららの“社会派コメディ”でスタート

「キビるフェス2020~福岡きびる舞台芸術祭~」が、本日2月8日に開幕する。

福岡の方言である“きびる(結ぶ)”をテーマに掲げた「キビるフェス」は、2017年にスタートした舞台芸術祭。福岡市内の会場を使って、各地の演劇団体が作品を披露する。本日2月8日にはトップバッターとして、劇団きららの「70点ダイアリーズ」が開幕。同作では、運転代行の仕事をするドライバーたちの姿を描く“社会派コメディ”が展開する。

【写真】劇団きらら「70点ダイアリーズ」より。(メディアギャラリー他4件)

作・演出を務める池田美樹は「キビるフェス」について「今回は特に『人生』を扱った作品が多い気がします。介護・大人女性の選択・家族劇・寺院を模した空間での観劇……」と作品を紹介。また自作の「70点ダイアリーズ」については「『ふんばる人を祭りの大きなうちわで扇ぎたい』そんな気持ちで作った本作。冷え込む季節ですが、御来場の皆さんをめっちゃ熱く応援します」と思いを語った。「70点ダイアリーズ」の上演時間は約1時間30分。公演は明日2月9日まで。

なお「キビるフェス2020」の参加団体には、劇団きららのほか、村川拓也、ブルーエゴナク、DOORプロデュース、庭劇団ペニノが名を連ねている。

■ 池田美樹コメント
毎年多彩なラインナップのキビるフェスですが、
今回は特に「人生」を扱った作品が多い気がします。
介護・大人女性の選択・家族劇・寺院を模した空間での観劇……。
いろんな視点からの「人生」を感じられる一か月になるのではないでしょうか。
そんな中のトップバッター「70点ダイアリーズ」。
満点人生を歩みそびれたヤンキー風味の大人達が、
深夜から明け方に繰り広げる運転代行事務所での物語。
「ふんばる人を祭りの大きなうちわで扇ぎたい」
そんな気持ちで作った本作。
冷え込む季節ですが、
御来場の皆さんをめっちゃ熱く応援します。
是非!

■ 「キビるフェス2020~福岡きびる舞台芸術祭~」
□ 劇団きらら(熊本)「70点ダイアリーズ」
2020年2月8日(土)・9日(日)
福岡県 ゆめアール大橋 大練習室

作・演出:池田美樹
出演:菅野貴夫、なかむらさち、磯田渉、オニムラルミ、池田美樹

□ 村川拓也(京都)「Pamilya(パミリヤ)」
2020年2月22日(土)~24日(月・振休)
福岡県 パピオビールーム 大練習室

演出:村川拓也
ドラマトゥルク:長津結一郎
出演:ジェッサ・ジョイ・アルセナス

□ ブルーエゴナク(北九州)「愛のえんえん」
2020年2月22日(土)~24日(月・振休)
福岡県 ゆめアール大橋 大練習室

作・演出:穴迫信一
出演:野村明里、鈴木隆太、出光真侑、小関鈴音、溝口竜野

□ DOORプロデュース(大阪)「ピタゴラスのドレス」
2020年2月29日(土)・3月1日(日)
福岡県 ぽんプラザホール

作・演出:虎本剛
出演:小川十紀子、飯嶋松之助、是常祐美、うえだひろし、澤井里依、大江雅子、早川丈二

□ 庭劇団ペニノ(東京)「蛸入道 忘却ノ儀」
2020年2月29日(土)・3月1日(日)
福岡県 なみきスクエア 大練習室

作・演出:タニノクロウ
出演:木下出、島田桃依、永濱佑子、西田夏奈子、日高ボブ美、森準人、森山冬子、山田伊久磨