“卒業発表”松井珠理奈のあいさつ全文 「めちゃくちゃ緊張しました…そんなにシーンとならないでよ」

名古屋を拠点とするアイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈（22）が7日、名古屋・栄の劇場公演でグループからの卒業を発表した。松井珠理奈が7日の卒業発表で述べた言葉は次の通り。

【写真】松井珠理奈がコンサートで倒れメンバーに運ばれる

　ありがとうみんな。めちゃくちゃ緊張しました。歌う前にも言ったんですけど、私が11年間、こうしてがんばってこられたのも、皆さんがいたり、メンバーがいてくれたおかげです。

　そんなことを考えながら、（アンコール1曲目の「あの日交わした約束」の）歌詞を書いたんですけど、最近のメンバーを見ていて、最後の1期生として、みんな成長しているんだな、センターを任せられる存在もどんどん増えてきて私はうれしいです。私も勇気を振り絞って1歩を踏み出したいなと思います。私はSKE48を卒業します。

　そんなにシーンとならないでよ。前向きなことですからね。自分もいつ卒業するのかなと思っていたんですけど、成長を見届けたいなと思っていました。

　ファンの皆さん、メンバーの前でしっかり発表したかったし、「えー」も聞きたかった。発表は劇場でさせていただきました。（2008年からのメンバーの）佐藤実絵子さん、中西優香さん、大矢真那さんも見に来てくれて、すごい心強くて、ちゃんと泣かずに発表することができました。

　ここからがスタートだから。私にとってもSKEにとっても。（「最近はやさしく教えてくださる」という後輩の言葉の「最近」に周囲が反応し）いいよ、いいよ。丸くなったんだよね、私も。厳しい時代もあった。ごめん、ごめんね。必死にSKEをなんとかしたかったの。

　（最後の曲「僕は知っている」を歌った後、暗い雰囲気に）卒業公演じゃないんだから。卒業までに体調を戻します。