「麒麟がくる」本木雅弘 斎藤道三の蝋人形と初対面「新たなエネルギーをもらいました」

「麒麟がくる」本木雅弘 斎藤道三の蝋人形と初対面「新たなエネルギーをもらいました」

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(19日スタート、日曜後8・00)に斎藤道三役でレギュラー出演する俳優の本木雅弘(54)が19日、初回パブリックビューイングのため、ドラマの舞台となる岐阜県岐阜市を訪れた。

 俳優の長谷川博己(42)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 パブリックビューイング参加前、道三の蝋人形がある金華山ロープウェー乗り場などを訪問した本木は「岐阜にお邪魔したのは3回目になりますが、金華山のエリアが非常に多くのお客さんで賑わっていたことに喜びを感じました。ようやく道三公の蝋人形と対面ができました。髪形やヒゲの雰囲気など細部までこだわって再現していただき、自分の分身のようにいるのは不思議な感じでしたが、逆にその蝋人形から新たなエネルギーをもらいました。新たな対流といいますか、渦が巻き始めるような予感に満ちた対面ができたので、大変ありがたく思いました」と語った。

 斎藤道三の蝋人形は、金華山ロープウェー乗り場に来年1月11日まで常設展示される。