グループ内で孤立…“神格”平手友梨奈「欅坂46脱退」の今後

グループ内で孤立…“神格”平手友梨奈「欅坂46脱退」の今後

 1月23日にグループからの脱退を表明した欅坂46のセンター・平手友梨奈(18)について「女性セブン」が報じている。

■平手派VS反平手派が対立

 記事によれば、グループが人気となり平手の存在感が高まるにつれ、彼女に対してメンバーも周囲のスタッフも腫れ物に触るように接するようになり、彼女にだけ複数の付き人がいたという。メンバーは平手を教祖扱いするグループと平手の扱いに不満を持つグループとに分かれていた。さらにあるCMの撮影現場では、すべてセッティング済みのスタジオにメンバーが入ったところ、平手だけが「(世界観が)違う」と言い残して帰ってしまい、撮影は中止になったという。

 平手は脱退について自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で「今は話したいとは思わない」とだけ語り、沈黙を貫いている。

 欅坂46は“笑わないアイドル”として、思春期の葛藤や集団の中での生きにくさをクールな衣装やダンスで表現し、他のアイドルグループとは一線を画してきた。加入当時14歳だった平手は、デビューシングルから全8作でセンターを務め“山口百恵の再来”“現代の尾崎豊”などと言われ、カリスマ的な人気を誇っていた。ザンバラ髪を振り乱し激しいダンスを踊り、紅白でたびたび過呼吸を起こし卒倒していたこともカリスマ性に拍車をかけたようだ。 グループ内で孤立…“神格”平手友梨奈「欅坂46脱退」の今後 デビュー当時からセンターだったが…(C)日刊ゲンダイ

■グループ内で孤立

 アイドル雑誌関係者はこう話す。

「一番若い平手を中心として欅坂が成功したことで、彼女が神格化してしまい、派閥があったのは事実です。基本は女子高的なノリですから、自然と仲良しグループに分かれるんです。かといって親・平手派も彼女に対して親密に接するわけではなく、他のセンター候補も見当たらないまま、彼女はますますプレッシャーを感じながら孤立していったようです」

 さらに話は続く。

「“CM激怒事件”の話は聞いています。それ以前からメンバーやスタッフも平手の機嫌を損ねないよう戦々恐々だった。さらに平手の処遇に関しては、運営サイドに親族がたびたび口を挟んできていたという話もあります」

 別のアイドル関係者はこう話す。

「欅坂脱退後、女優のほうに行くのか、ソロアーティストを目指すのか、本人はまったく公言していないし、事務所に所属し続けるかも不明なんです」

「不協和音」の歌詞のままに“ぼくはイヤだ!”とグループを脱退した平手、そしてカリスマなき後の欅坂は今後どうなるのか――。