吉沢亮、エランドール賞授賞式でサプライズVTRに笑顔「すずちゃんありがとう!」

引用元:映画ナタリー
吉沢亮、エランドール賞授賞式でサプライズVTRに笑顔「すずちゃんありがとう!」

第44回エランドール賞の授賞式が本日2月6日に東京・京王プラザホテルで開催され、新人賞を受賞した吉沢亮が出席した。

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吉沢は2019年公開作「キングダム」では若き王・えい政と彼の影武者となる漂の2役を演じ、第43回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「なつぞら」では、広瀬すず演じる主人公なつがアニメーターを目指すきっかけとなる存在・山田天陽役で鮮烈な印象を残した。2021年放送のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公・渋沢栄一を演じることが決まっている。

トロフィーを手にした吉沢は「普段から賞をもらおうと思って仕事してるわけじゃないですが、こうして評価していただけた証をもらえるのは役者としての喜びだと噛みしめております」と謙虚な気持ちをあらわに。「もっともっと皆様にワクワクを届けられるような、『吉沢亮の出てる作品なら観てみたいな』と思ってもらえるような、そんな役者になりたいと思います」と抱負を述べた。

授賞式には「なつぞら」の脚本を手がけた大森寿美男が花束を手に登壇。「天陽くんは地味の極地にいるような役。一見華やかな吉沢さんも、ストイックな表現力で見事天陽くんの魅力と俳優としての魅力を結び付けてくれました。この役を通して彼と出会えたことを幸せに思います」と伝え、受賞を喜んだ。

またサプライズで、なつ役の広瀬によるメッセージVTRの上映も。広瀬の「吉沢くんは繊細な芝居もコメディも器用に演じられているので現場で一緒にいて刺激をもらえました」という言葉を受け、吉沢は「すずちゃんありがとうー!」と笑顔。「広瀬さんが“なっちゃん”じゃなかったら、こんな賞はもらえなかった。大森先生の脚本の力にもたくさん支えていただけたなと思います」と、改めて「なつぞら」とともに過ごした日々を振り返った。

映画ナタリーでは引き続き、授賞式の模様をレポートする。