“まるこ”丸山奏子、チームの救世女子になれるか 今期4戦目/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月5日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、リーグ最下位に沈む赤坂ドリブンズの“まるこ”こと丸山奏子(最高位戦)。大型パブリックビューイング「プレミアムナイト」で、チームはまさかの2ラス。早々にこのマイナスイメージを払拭すべく、小柄な“救世女子”が立ち上がる。

【映像】“まるこ”丸山、チームを救えるか

 丸山と言えば、チームが苦しんでいたところ、デビュー戦で華々しい逆転トップを飾り、新たな風を吹かせた存在。男性3人だった赤坂ドリブンズに、プロ2年目の若さが新たな力を加えている。

 チーム7位からの浮上を目指すのは、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)。11戦中7連対と安定感は抜群ながら、欲しいトップはここまで1回。前回登場時も、ぎりぎりまでトップ争いを繰り広げただけに、今回こそ“天才”のひらめきで抜け出せるか。

 6位のU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)も、12戦中6連対、ラス1回。ポイントはわずかにプラス域をキープしているが、チームを引っ張る“船長”としては、さらなるプラスを稼ぎたいところ。チームの勝ち頭、石橋伸洋(最高位戦)に迫る結果を出せるか。

 唯一、チームポイントがプラスの渋谷ABEMASからは、今期大活躍の白鳥翔(連盟)。今期5勝と、昨期個人最下位のイメージは完全に払拭された。個人4位にも食い込んでおり、2019シーズンのリーグ全体を引っ張る選手になっている。リーグ3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部との差はわずか。ここを最低目標として戦いたいところだ。

【12月5日1回戦】

赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人16位 ▲29.5
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +161.4
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人18位 ▲38.6
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人14位 +7.9

【12月3日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +171.2(40/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +115.1(40/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +28.5(40/90)
4位 渋谷ABEMAS +27.4(40/90)
5位 TEAM雷電 ▲6.4(40/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲79.0(40/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲115.4(40/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲141.4(40/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。