杉野遥亮、中条あやみを裏方で支える 映画『水上のフライト』追加キャスト発表

引用元:オリコン
杉野遥亮、中条あやみを裏方で支える 映画『水上のフライト』追加キャスト発表

 女優の中条あやみが主演を務める映画『水上のフライト』(6月12日公開)に、杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦が出演することが発表された。

【写真】芸術肌な一面も!自身で書いた“書道”を見せる杉野遥亮

 同作は、『超高速!参勤交代』シリーズや、佐藤健主演の『サムライマラソン』の原作小説『幕末まらそん侍』など、日本アカデミー賞最優秀脚本賞の受賞歴を持つ土橋章宏氏が自ら描きたいと願い、企画と脚本を担当。松坂桃李と菅田将暉がW主演を務めた『キセキ -あの日のソビト-』(17年)などを手掛けている兼重淳監督がメガホンをとる。

 物語の主人公は、将来を約束された有望スポーツ選手として活躍していた遥(中条)。ある事故で下半身麻痺(まひ)となり、初めての挫折に心を閉ざすが、ハンディキャップを障がいではなく、個性として捉える人たちと出会う。そこでパラカヌーへの夢へとたどり着き、逆境の中、自身の進むべき道を見出していくストーリー。

 杉野が演じるのは、遥を裏方で支える颯太。大塚は、温かいまなざしで包み込む母・郁子、小澤は、父親代わりに厳しくも熱く指導するコーチの宮本を担当する。さらに、遥のライバル役として高月彩良、冨手麻妙ら若手女優が出演する。

 杉野は「完成した作品を見終わった時にもジワっと広がる優しさと興奮が入り混じったひとつではない感情が沸きました」としみじみ。「『キセキ』以来の兼重監督とのセッションは僕の自慢です」と胸を張った。

 大塚は「つらくても前を向く娘の姿に何度涙が出てきたことでしょう。心動かされる作品だと思います」とアピール。小澤は「人が人を思う優しさ、生きることの大切さを教えてもらえた映画でした」とコメントしている。