“日本の美”発信する「日本博」オープニング・セレモニーに尾上菊之助、刀剣男士

“日本の美”発信する「日本博」オープニング・セレモニーに尾上菊之助、刀剣男士

「『日本博』2020 オープニング・セレモニー」が3月14日、東京・東京国立博物館 本館前庭にて行われる。

【写真】「『日本博』2020 オープニング・セレモニー」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)

「日本博」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、“日本人と自然”をテーマに日本各地で開催される文化の祭典。本企画は、自然によって育まれた“日本の美”を国内外に発信し、次代へ継承すること、そして「日本博」を通して人々の交流を促し、世界の多様性を尊重、普遍性を共有しながら平和の祈りへとつながることを目的としている。

セレモニーでは、第1部記念式典で公益財団法人アイヌ民族文化財団がアイヌ古式舞踊「鶴の踊り」を披露するほか、ミュージカル「刀剣乱舞」より刀剣男士(髭切 / 膝丸)が登場。また、「月雪花(つきゆきはな)にあそぶ─日本の音と声と舞─」と題された第2部記念公演では能や文楽、雅楽、琉球古典音楽などの舞台芸術が集う中、歌舞伎俳優の尾上菊之助が「石橋」より1部を演じる予定だ。フィナーレには第1部・第2部の出演者が登場する。

「『日本博』2020 オープニング・セレモニー」の観覧は無料だが、同博物館の当日観覧料が別途必要。また、2月14日まで公式ホームページにて観覧エリア(立ち見)の事前観覧申し込みを受け付けている(申し込み多数の場合は抽選)。なおセレモニーの様子は同博物館敷地内のほか、東京・上野恩賜公園竹の台広場(噴水広場)にて同時開催される「Media Ambition Tokyo 2020」でもライブ・ビューイングが実施される。

■ 「『日本博』2020 オープニング・セレモニー」
2020年3月14日(土)
東京都 東京国立博物館 本館前庭

構成・演出:大和田文雄

□ 第1部 記念式典
アイヌ古式舞踊「鶴の踊り」
出演:公益財団法人アイヌ民族文化財団

ご挨拶

ミュージカル「刀剣乱舞」
出演:刀剣男士(髭切 / 膝丸)

□ 第2部 記念公演
「月雪花(つきゆきはな)にあそぶ─日本の音と声と舞─」
出演:宮田まゆみ(笙)、尾上紫(日本舞踊「鷺娘」)、川瀬露秋(胡弓)、天台聲明 七聲會、観世清和(能「羽衣」)、ジョン・海山・ネプチューン(尺八)、豊竹呂太夫、鶴澤清介、桐竹勘十郎(文楽「団子売」)、新垣俊道(琉球古典音楽「伊集早作田節」)、三澤洋史、新国立劇場合唱団(合唱)、尾上菊之助(歌舞伎「石橋」)

□ フィナーレ
出演:第1部・第2部 出演者

※出演者などの変更の場合はご了承ください。各演目、一部のみの上演。