ポケモンGO、『トルネロス』が伝説レイドで初登場。弱点と対策

引用元:Engadget 日本版
ポケモンGO、『トルネロス』が伝説レイドで初登場。弱点と対策

ポケモンGOの伝説レイドに「せんぷうポケモン」ことトルネロスが初登場しました。

風神がモチーフのトルネロスは、非常にめずらしい「ひこう」単タイプ。

おとなのポケモン図鑑

弱点は「でんき・いわ・こおり」なので、対策ポケモンとしてはジバコイルやライコウ、サンダー、エレキブルなど強力なでんきタイプか、特にくもりの場合はいわタイプのテラキオンやバンギラス、ドサイドン、ラムパルドあたりが活躍します。

トルネロスの伝説レイド出現は2月25日まで。Pokemon GO

トルネロスは全国図鑑番号 No.641、イッシュ地方で初めて見つかったポケモン(『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』、第5世代)。ポケモンGOには今回が初登場です。

原作『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』では、雷神のようなボルトロス、地神?豊穣神?的なランドロスと組になった存在。色違いではなく別の人たちです。

神々しいといえないこともないイメージですが、創世神話に登場するような伝説のポケモンと比べればかなり格は低め。原作では特性「いたずらごころ」のとおり気まぐれな突風で迷惑をかけては格上のランドロスにシメられる関係です。

トルネロスの性能・弱点

ポケモンGOでの性能は、

攻撃:266
防御:164
HP:188

タイプ:ひこう
弱点:でんき・いわ・こおり
耐性:じめん(二重耐性)・むし・かくとう・くさ

ノーマルわざ:エアスラッシュ(ひこう)、かみつく(あく)
スペシャルわざ:ぼうふう(ひこう)、あくのはどう(あく)、くさむすび(くさ)、はかいこうせん(ノーマル)

トルネロスはタイプ一致のひこうわざのほか、あく・くさ・ノーマルを撃ってくる可能性があります。 ポケモンGO、『トルネロス』が伝説レイドで初登場。弱点と対策 トルネロス

トルネロス対策ポケモンの例

基本は弱点である「でんき・いわ・こおり」の強力なわざを持つポケモンで、育成済みのものを並べればOK。

ひこうに対して攻防どちらも有利なのは「でんき」と「いわ」。ただしトルネロスがくさむすびを持っていた場合、いわの弱点を突くため、高攻撃力で紙装甲のラムパルドなどは即死リスクもあります。

よって、安定するのはでんきタイプ。

ジバコイル
サンダー
ライコウ
エレキブル
ラムパルド
テラキオン
バンギラス
マンムー

トルネロスは原作の続編にあたる『ポケットモンスター ブラック・ホワイト2』で「れいじゅうフォルム」も披露。下半身が隠れた人間型は「けしんフォルム」ということになりました。

トルネロスは伝説なりの高性能、特に攻撃力が高い良ポケモン。しかし防御がかなり低く、また珍しい「ひこう」単タイプは特に耐性が多かったり有利に働く場面が多いわけではありません。

わざにも恵まれないため、ひこうアタッカーとしてはレックウザやファイヤーなど強い伝説のポケモンはおろか、入手育成が楽なドンカラスやケンホロウなど非伝説の強いポケモンも下回ります。

わざ性能や構成は今後変わる可能性もありますが、現時点でバトルの実用性だけを考えた場合、限りあるリソースを優先して割り振るのは得策とはいえません。 Ittousai