エリザベス女王、今年初の公務にお出まし 例年よりも3日早い

引用元:ELLE ONLINE
エリザベス女王、今年初の公務にお出まし 例年よりも3日早い

例年は父ジョージ6世の命日である2月6日までを年末年始の休暇としているエリザベス女王だが、今年は少し早めの始動となった様子。2月3日(現地時間)、今年初となる公務でノーフォーク州キングス・リンのマーハム空軍基地を訪問した。

空軍の名誉准将でもある女王は、長年にわたって専属スタイリストを務めるアンジェラ・ケリーがデザインしたオレンジとピーチカラーのスーツ姿で到着。軍関係者らと懇談した。 エリザベス女王、今年初の公務にお出まし 例年よりも3日早い マーハム空軍基地を訪れたエリザベス女王 GETTY IMAGES 女王は今年、冬休みをまったく静かに過ごすことができなかったと言ってよさそう。年明け早々、王室の公務から引退する意向を表明したヘンリー王子とメーガン妃に驚かされ、王室一家は夫妻の今後の計画を立てるための話し合いを持った。

『イブニング・スタンダード』紙が報じたところによると、ヘンリー王子は自身の今後の計画について女王に直接話をしたいと願い出たものの、まずは父チャールズ皇太子と話し合うよう女王から指示されたとのこと。だが、その皇太子との話し合いは、王室関係者によって「阻止された」とされている。

また、王室一家はしばらく前から、ヘンリー王子とメーガン妃の考えを察知していたとのこと。そのため女王は最終的に発表した声明の中で、合意に達した内容は「“何ヵ月にも及ぶ話し合い”と“先ごろの協議の結果”」と説明したのだという。 エリザベス女王、今年初の公務にお出まし 例年よりも3日早い マーハム空軍基地で関係者と話すエリザベス女王 GETTY IMAGES いずれにしても、女王はヘンリー王子が1月8日(現地時間)に王室からの離脱の意向を発表するとは思っていなかったとされている(『ハーパーズバザー』も夫妻の発表の翌日、そのように伝えた)。夫妻はタブロイド紙が2人の計画を嗅ぎつけていると知り、発表を急ぐ必要があると考えたのだという。

女王は昨年のクリスマスに行ったスピーチの中で、「今年、道は必ずしも平坦ではなかった」と吐露している。残念ながら今年も、険しい道に直面することになるのかもしれない…。
(From TOWN&COUNTRY)