引用元：スポーツ報知
落語家・林家たい平（５５）が３日、東京・杉並公会堂で日本香堂「青雲の歌」のレコーディングを行った。
お線香「青雲」の発売５５周年を記念して、１９８１年から放送されているＣＭをリニューアル。日本フィルハーモニー交響楽団のオーケストラとのコラボにたい平が抜てきされた。
世界で活躍するマエストロ・山田和樹氏（４１）の指揮の下、伸びやかな歌声を披露。３０秒バージョンはテイク２で完了。１５秒バージョンは苦戦したものの、見事に歌いきった。
「緊張したけれど充実感でいっぱい。素晴らしい演奏で歌わせてもらって感謝の気持ち」とたい平。「家族にも内緒だったのでお風呂で練習した」と苦労を語った。「昨年、ウチの父親が亡くなったので、そこに届けと思って歌いました」と感極まった表情を浮かべた。
指揮者の山田氏は「声が良く通って歌声に情緒がある」と絶賛。「僕も山田なので、座布団を１０枚差し上げたい」と「笑点」の座布団運びの山田隆夫（６３）に引っかけて笑わせた。
たい平は「今日、ここで歌う私の気持ちとかけて、ルイ・ヴィトンと解く。その心はバックがすごすぎます」と即興の謎かけを披露していた。ＣＭは４月からオンエアされる。 報知新聞社
