氣志團・綾小路翔「彼女に曲を書くんだ」あの結婚式ソングのきっかけは“文通の失恋”!?

引用元:TOKYO FM+
氣志團・綾小路翔「彼女に曲を書くんだ」あの結婚式ソングのきっかけは“文通の失恋”!?

ロックバンド MUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「JACK IN THE RADIO」。3月2日(月)の放送では、“翔やん”こと氣志團の綾小路翔さんが初登場! “あの名曲”が誕生したきっかけのお話が飛び出しました!逹瑯:俺、氣志團の「結婚闘魂行進曲『マブダチ』」めっちゃ好きなんですよ。

綾小路:ほんと(笑)? ありがとうございます。この曲はね、本当に女々しいところからスタートしていて。初恋の女の子と21世紀にもなって“文通”していたの。

逹瑯:えーっ!?

綾小路:そう。というのは、その子のことがとにかく好きすぎて、大人になってもずっと、氣志團の(ライブ中の)MCでずっとその子の話をしていたの。“どれだけ素敵な子なのか”みたいな話を、気持ち悪いくらい。

逹瑯:へぇー!

綾小路:それで、その話が単行本になって、ロッキング・オン・グループ(rockin’on group)から。そうしたら、(本の)なかに入っている“はがき”、あれでお手紙がきたんですよ、その彼女から。「私のことが書いてあってびっくりしました。応援しています」みたいな。もう舞い上がって、2ヵ月くらい悩んでお返事を書いたら、そこから月1くらいの文通が始まって。

逹瑯:ほう!

綾小路:もちろん、風の噂で彼女にはちゃんとステディ(恋人)がいるのも聞いていたし。地元だしね。

逹瑯:うんうん。

綾小路:変な意味はまったくない。でも、もし次、お手紙がきたら「1回、会ってもらえないか?」って言おうと思っていて。

逹瑯:はい。

綾小路:それで、次にきた手紙が……。

逹瑯:はい。

綾小路:「結婚しました」って書いてあって、一応ソファに倒れ込んだ(笑)。

逹瑯:(爆笑)

綾小路:「うわ~!」って。でも、そこでちょうど6月のリリースが決まっていたんで、「これはジューンブライドだ」って、「彼女に曲を書くんだ」と思って。

逹瑯:あー! もう素敵!

綾小路:すぐ私物化するから、バンドのこと。(了承をもらおうと)メンバーに言ったら、「いいよー」って。それで書いたら、最初は……なんて言うんだろう、ちょっと織田哲郎テイストみたいな。

逹瑯:うーん!

綾小路:「結婚式場まで行ったけどなかには入らず、彼女の幸せを祈っている」みたいな曲を書いたんだけど、「これを送ったらマジで引かれるな」と思って。「全部やめて、楽しい宴会ソングにしよう」と切り替えて1回(書いた曲を)丸めて捨てて、もう1回書いたのが(この曲)。

逹瑯:いやぁ、その話を聞いて、さらに大好きになった。

(TOKYO FM「JACK IN THE RADIO」2020年3月2日(月)放送より)