『ドラゴンエイジ』のディレクター、マイク・レイドローがUbisoftを退社

引用元:IGN JAPAN
『ドラゴンエイジ』のディレクター、マイク・レイドローがUbisoftを退社

『ドラゴンエイジ』のリードディレクター、マイク・レイドローがUbisoft Quebecを退社した。
金曜日、レイドローがTwitterとLinkedinを通じて発表した。「しばらくはコンサルタントの仕事に戻るだろう、Ubisoft Quebecのチームの活躍を祈っている」とレイドローは述べている。
「才能ある人々と温かい仲間たちとともにUbisoft Quebec Cityスタジオで過ごした時間に感謝しています。発売予定の『Gods Monsters』を含む今後のリリースの成功をお祈りしています」とレイドローはLinkedinで述べている。「次にどういったことをやるかについてはまだはっきりとしていませんが、しばらくはコンサルタントの仕事に戻ることになると思います。少しリラックスして、色々と整理する時間を持ち、フランス語の練習を続けながら、この素晴らしい街を楽しみたいと思っています」

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Linkedinの投稿によると、レイドローはUbisoftで数ヶ月コンサルタント業を行なったのち、2018年12月にUbisoft Quebecに入社。その後、未発表のプロジェクトにクリエイティブディレクターとして参加した。2019年6月、Ubisoftは『Gods Monsters』を発表しているが、その当時、『Gods Monsters』には携わっていなかったとレイドローはTwitterで言っている。
レイドローは、2003年、BioWareとElectronic Artsで働き始め、この時期には『ドラゴンエイジ』3作のシニアクリエイティブディレクターと『ジェイド エンパイア ~翡翠の帝国~』のリードストーリーデベロッパーをつとめている。EAを離れたのは2017年。

『Gods Monsters』は2月リリース予定だったが、Ubisoftは2019年10月に延期。現在は2021年の4月の前にはリリースされることになっている。Ubisoft Quebecの代表は、『Gods Monsters』は「これまでで最もオープンなゲーム」だとしている。
Ubisoft自体も現在再建を行なっているところだ。『ゴーストリコン ブレイクポイント』と『ディビジョン2』の売り上げが伸び悩んだのちは特に、ゲームにより多様性を持たせるために編集チームを再編成している。レイドローの退職もこの大きな変化の一部なのかどうかについては不明。Ubisoftは今回の件についてはまだ声明を出していない。 Petey Oneto