DICEのアートディレクター、Jhony Ljungstedtが『メトロイドプライム4』のデベロッパーに

引用元:IGN JAPAN
DICEのアートディレクター、Jhony Ljungstedtが『メトロイドプライム4』のデベロッパーに

『メトロイドプライム4』のデベロッパーであるレトロスタジオは、2019年6月に本作のアートディレクターの求人をTwitterに投稿していた。それから8ヶ月、元DICEのアートディレクターであるJhony Ljungstedtの採用が明らかになった。
最初に報道したのはVideoGamesChronicle.com。LjungstedtはこれまでEAのアートディレクターをつとめ、『Battlefield V』、『Mirror’s Edge Catalyst』、『バトルフィールド3』の拡張パック2つ、2010年の『Medal of Honor』などを手がけてきた。

「Metroid Prime 4」画像・動画ギャラリー

Ljungstedtがどのプロジェクトに携わるのかということについては今のところ明らかにされていない。しかし、レトロスタジオのプロジェクトで広く知られているのは『メトロイドプライム4』のみであることや、『メトロイドプライム4』のリブートの開発プロセスとの時期的な一致などを考えると、ほとんど結論は出たようなものだといえるだろう。
もし実際にLjungstedtが『メトロイドプライム4』の新アートディレクターだとしたら、その「アーティスティックヴィジョン」を設定し、アートチームや任天堂と協力して、プロジェクトのアートをスケジュールに間に合わせる責任者になるということだ。

現在、『メトロイドプライム4』にとってやっかいな問題となっているのはスケジュールだろう。2017年のE3で発表されたのはほとんどロゴだけの短いティーザートレーラーのみ。その後、2019年1月には開発を一からやり直すことを任天堂が発表した。「私たちが求める『メトロイドプライム』シリーズの続編としての基準に満たない」という理由で、ここからオリジナルトリロジーを制作したレトロスタジオが開発することになった。
これらの経過に加えて、今回、Ljungstedtの採用がさらに明らかになり、『メトロイドプライム4』の完成までの道のりもまだ長そうだ。 Joseph Knoop