海老蔵、父の12代目市川團十郎さん命日に吐露「言葉に表すことは容易ではないかなしさが…」

引用元:スポーツ報知
海老蔵、父の12代目市川團十郎さん命日に吐露「言葉に表すことは容易ではないかなしさが…」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が3日、自身のインスタグラムを更新。急性前骨髄球性白血病の闘病を経て、2013年2月3日に肺炎で亡くなった父親の12代目市川團十郎さん(享年66)の命日を迎えた思いをつづった。

 海老蔵は「2月3日の夜に父はこの世から旅立ちました」とし、「親子としての別れと歌舞伎俳優としての別れがあり どちらもハッキリ覚えています」と回顧。「何一つ親孝行らしい事出来なかった、そう感じています。実の父の死は言葉に表すことは容易ではないかなしさがありました」と振り返った。

 「そして歌舞伎俳優としての別れ これもこたえました、、」と続け、「後ろ盾なく歌舞伎の世界で生きていく事は容易ではないです」と吐露。「あまり歌舞伎知らない方は良い家に生まれたから良い役がつくとか恵まれていると思われがちですが、そんな事ないんです」とつづり、「それは最初は恵まれ良い役がつきますが、ずっとそういうわけでもない事も多々あります」と苦悩をにじませた。

 その上で「現在までなんとか歌舞伎俳優やれてきているのも 今年歌舞伎界の中で最も重い名跡を襲名出来る事も ひとえに父が私に残してくれた、愛と歌舞伎があるからだと確信しています」と改めて父に感謝。この日は毎年恒例の豆まきに参加するため「そんな事感じながら成田山新勝寺へ向かいました」とつづっていた。 報知新聞社