尾上菊之助、先月骨折も復調をアピール「骨も無事についておりました」

尾上菊之助、先月骨折も復調をアピール「骨も無事についておりました」

 歌舞伎俳優、尾上菊之助(42)が3日、東京・隼町の国立劇場で行われた令和2年初春歌舞伎公演「通し狂言 菊一座令和仇討」の初日を祝う鏡開きに出席した。

 昨年12月8日の新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の昼の部で左肘の一部を亀裂骨折し、同日の夜の部を休演した菊之助。「新年のごあいさつの前に、昨年12月8日、私はケガをし、チケットを買っていただいた方、ご覧いただけなく本当に申し訳ございませんでした。一部演出を変更して途中までさせていただいたが、途中からだいぶ回復し、千秋楽を務められたこと、皆様方のおかげと心より御礼申し上げます」と頭を下げた。

 そしてケガの状態について「千秋楽終わってから病院に行きましたところ、骨も無事についておりました。あとは動けるように、じっくりリハビリを心がけていく次第です」と元気に復調をアピールした。

 中村時蔵(64)、尾上菊五郎(77)、尾上松緑(44)も参加した。