引用元:スポーツ報知
歌手の氷川きよし(42)が2日、東京・中野サンプラザで20周年記念公演を行った。
2000年の2月2日に「箱根八里の半次郎」でデビューしており、この日はサプライズでケーキが登場。満員の2200人から「おめでとう!」と20周年を祝福されると感無量の様子で「よかった。20年やめなくて。最近は大御所みたいに扱われてしまうので、21年目はゼロからのスタート。これからも命ある限り歌い続けていきたい」と誓った。
この日は「箱根―」「大丈夫」など23曲を熱唱し、新曲「母」(4日発売)も初披露。「母を助けたくて東京に出てきた。もう67歳ですが毎日整骨院に通っていると聞くとせつなくて…。デビュー5周年で母が大病した時は泣きました」と振り返った。
幼少期から内面に悩みを抱えた氷川を「そのままでいていい」と肯定し続けた母への思いを込めた曲で「親戚の叔母に聞かせたら大泣きしていたんですけど、母本人は『よか歌やんね』とあっさりでした」と笑っていた。 報知新聞社