大東駿介が映画「37セカンズ」の舞台あいさつで佳山明をエスコート

引用元:スポーツ報知
大東駿介が映画「37セカンズ」の舞台あいさつで佳山明をエスコート

 俳優の大東駿介(33)が2日、大阪市内で映画「37セカンズ」(7日公開、HIKARI監督)の舞台あいさつに、ヒロインの佳山明(25)とともに登場した。ゴーストライターをしていた脳性まひの少女が漫画家を目指し、色々な人々と出会って新たな世界を切り開いていく物語。

 オーディションでHIKARI監督に見いだされ、演技初挑戦で主役に抜てきされた佳山は、自身も脳性まひ。介護福祉士役の大東に車椅子を押されて登場した佳山は「初めての中でわからないことだらけのスタートでしたが、監督、スタッフさん、(大東)駿介さんにたくさん支えていただきました。ありがとうございます」と笑顔をみせた。撮影を振り返った大東は「監督からOKが出ない。『気持ちの面で作っている表現は分かる。人生を背負っている体をしてない』と言われて、二日ぐらい夜なかなか寝られへんかった。33歳やし、そんなに怒られることないのに、ド直球のパンチをくらいました」と告白。これには、HIKARI監督も「そんなに?」と苦笑いした。

 佳山は「いろんな方に支えていただいてこの作品があるので、愛していただけるとうれしいです」と笑顔でアピール。大東も「劇場を出たあとの世界にいい影響を与えてくれる作品です」と胸を張った。 報知新聞社