E―girlsラストアツアー開幕…佐藤晴美「いい思い出になるような時間にしたい」

引用元:スポーツ報知
E―girlsラストアツアー開幕…佐藤晴美「いい思い出になるような時間にしたい」

 今年末で解散する女性11人組・E―girlsが1日、静岡エコパアリーナでラストツアーの初日を迎えた。7月4日の宮城公演まで9か所13公演。

 リーダーの佐藤晴美(24)は「走り終えた瞬間のことは想像できないけど、このツアーを通して感謝の気持ちを届けたい。自分の人生にE―girlsを乗せてくれた人にとっても、いつか振り返った時に、いい思い出になるような時間にしたい」と笑顔たっぷりに、初日の2時間余りを駆け抜けた。

 デビュー曲「Cerebration」(11年)から歴史をたどるメドレーなどを7000人に届けた。鷲尾伶菜(26)は「今まで愛していただいていた楽曲を、当時を思い出しながら詰め込めるだけ詰め込んだ」と説明。11人で考え抜いたセットリストだ。11人のこだわりだという客席を練り歩く演出でも沸かせた。

 昨春頃からメンバー全員で話し合い、9年間の活動に終止符を打つことを決めた。佐藤は「それぞれチャレンジしていきたいことがある。違う方向を見ているというより、進化していく中での結果」と思いを明かした。自身にとってのE―girlsについて、藤井夏恋(23)は「成長できる場所。E―girlsだからこそできたこともたくさんある」と、かみしめた。

 一番の思い出に5年連続出場したNHK紅白歌合戦の13年の初ステージを挙げた鷲尾。最新シングル「別世界」、未発表曲「So Many stars」も初披露し「後悔ないよう、最後まで凜(りん)としてやりきりたい」と力を込めた。 報知新聞社