注目の沢尻エリカ被告初公判 『20数席』の傍聴席求め早くも長蛇の列

　31日午後、麻薬取締法違反罪に問われた女優沢尻エリカ（33）の初公判が開かれる東京地裁に近い日比谷公園には同日朝から傍聴を希望する人々が集まった。地裁職員による整理券交付が始まる段階ですでに長蛇の列ができていた。

【写真】沢尻エリカ被告コメント全文

　沢尻被告の初公判に使用される法廷は傍聴席が42席。うち報道記者席、関係者席を除く20数席が一般傍聴に充てられるとみられる。同公園内で整理券の交付を受けた人たちは昼前の抽選まで周辺で待機していた。

　抽選結果は公園内などで番号が張り出され、傍聴券と交換される。

　地裁は多くの傍聴希望者が殺到することが予想される裁判の場合、日比谷公園を整理券交付会場として対応している。過去にはオウム真理教の麻原彰晃（本名・松本智津夫）元死刑囚（死刑執行）や有名芸能人の初公判などで実施された例がある。