栗山千明主演の『サイレント・ヴォイス』が帰ってくる!「長すぎるワンシーン…演じながら忘れそうに」

引用元:中日スポーツ
栗山千明主演の『サイレント・ヴォイス』が帰ってくる!「長すぎるワンシーン…演じながら忘れそうに」

 女優の栗山千明(35)が主演するBSテレ東のドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」の続編の放送が決まった。栗山演じる警察官が被疑者のウソを見破り、事件を解決するミステリードラマ。3月7日午後9時の2時間の特番で復活し、4月から連続ドラマの新シリーズ「Season2」がスタートする。

  取調室で被疑者と向かい合って座る捜査官・楯岡は、相手の微細な動き“マイクロジェスチャー”に目を光らせる。人はウソをつく時に、唇をなめたり足を揺らしたりといった動作が無意識に出る。栗山演じる楯岡は、この行動心理学の理論を駆使して供述の真偽を見極める異色の刑事だ。

 ミステリー作家の佐藤青南さんの同名小説を原作に、2018年に初のドラマ化。最初は居丈高な被疑者も、「私、ウソがわかっちゃうから」と胸を張る楯岡を前に徐々に追い詰められ、最後に完落ちしてしまう。

 取り調べの長い問答の間、0・2秒間だけ現れるマイクロジェスチャーを楯岡は見逃さない。「台本を見て、ワンシーンがとても長いのに驚きます。演じながら、相手のどこを見るんだっけ、とつい忘れそうになります」と苦笑する。 栗山千明主演の『サイレント・ヴォイス』が帰ってくる!「長すぎるワンシーン…演じながら忘れそうに」 「行動心理捜査官」を演じる栗山千明(c)「サイレント・ヴォイス」製作委員会2020

最大のピンチ「トリックは簡単には解けない」

 これまで無敵を誇った楯岡が、続編の特番「特別篇 悪魔の学問」で最大のピンチを迎える。今度は楯岡のウソを見抜こうとする人物が現れるという。無意識の動作を演じることに苦労し「犯人役の人はこんなに難しいことをしてたんだな」と感心した。特番では互いに本心を見抜かれまいとする丁々発止の心理戦が見どころで「2人の対決はとてもスリリング。トリックは簡単には解けないと思います」。

 自身の性格については「心を読まれやすい、ウソをつけないタイプ」と分析。「相手がウソをついていると思って人と接しないので、人を疑いません」。楯岡とは真逆な性向が全くうかがえない熱演も見どころだ。