“黒いデジタル”石橋伸洋、三方に花の状況で戦い抜けるか/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
“黒いデジタル”石橋伸洋、三方に花の状況で戦い抜けるか/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月14日1回戦に出場する4選手を発表した。注目はリーグ7位と苦戦中のU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)。他の3選手が女性という状況でも、変わらず“黒いデジタル”と呼ばれる雀力を発揮できるか。

【中継映像】丸山・岡田・黒沢・石橋の顔合わせ

 今期から各チームに女性選手が加わり、男性1人に女性3人という組み合わせも珍しくなくなってきた。対戦数が少ないためか、経験豊かな男性プロが勝利する回数と、女性陣が一泡吹かせる回数は、それほど差がない。男性・女性で打ち筋、テンポも異なる中で、石橋が普段どおりの力を出せれば、チームの再浮上の足がかりとなる。

 チームの首位奪還を託されたのはKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)。長く守り続けていた首位の座をセガサミーフェニックスに明け渡し、現在はリーグ2位。岡田の勝利で、再び“定位置”に戻れるか。

 2020年に入り好調なのがTEAM雷電。勝利、連対数が一気に増え、リーグ3位まで順位を上げた。29選手の中でも、高打点・手役派の一人・黒沢咲(連盟)が、他者もうらやむような、豪華なアガリを今夜も披露するか。

 とにもかくにも勝利が欲しい最下位・赤坂ドリブンズだが、丸山奏子(最高位戦)がこの日の初戦に登場する。百戦錬磨の先輩3人が大苦戦する中で、紅一点の丸山による笑顔の勝利がもたらされれば、超逆風の状況も打開できるかもしれない。

【1月14日1回戦】

赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人24位 ▲99.0
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人15位 ▲7.1
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人23位 ▲73.1
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人12位 +14.4

【1月13日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +248.5(56/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +200.1(56/90)
3位 TEAM雷電 +100.2(56/90)
4位 渋谷ABEMAS +48.6(56/90)
5位 麻雀格闘倶楽部 +47.0(56/90)
6位 EX風林火山 ▲73.9(56/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲102.1(56/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲468.4(56/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。