笑顔戻った亮と赤髪で原点回帰の淳…“コンビ愛“あふれたロンブーのREBORN 仕事オファーすでに殺到

引用元:中日スポーツ
笑顔戻った亮と赤髪で原点回帰の淳…“コンビ愛“あふれたロンブーのREBORN 仕事オファーすでに殺到

 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(46)と田村亮(48)が30日、東京都港区の「WALL&WALL」で、トークライブ「family」を開催した。闇営業問題で謹慎していた亮にとっては芸能活動再開となり、公の場に登場するのは昨年7月に謝罪会見を開いて以来。約半年ぶりにコンビ活動も復活。淳は赤髪、亮も金髪というブレークした頃のスタイルで登場し「ゼロから出発する姿を見せられたら」と原点回帰で再始動した。

【写真】帰ってきた『亮スマイル』

 亮は昨年6月に「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)らと詐欺グループの会合に出席していたことが発覚。所属していた吉本興業を通さない闇営業で、当初、亮らはギャラの受け取りを否定していた。しかし、後に金の受領が明らかとなり同月24日、吉本から謹慎処分を受けた。

 亮はその後、吉本に再三、謝罪のための記者会見を開くことを要請。吉本側が会見を容認しなかったことから、翌7月20日に今回ライブを行った同じ会場で宮迫とともに涙の謝罪会見を開いた。

 2人はこの日、淳が髪を赤く染め、亮は金髪で現れた。さらに特別に作った「NOW REBORN LONBOO」(生まれ変わったロンブー)と記されたTシャツを着用し、再出発への思いを込めた。

 淳は亮の復活の場をあえて謝罪会見と同じ場所にしたといい「ここを通るたびに嫌な感情を持つのは亮にとって良くない」と説明。謝罪会見では亮は号泣しながら吉本側への強い不満をぶちまけるなど、笑顔は一切見せなかった。淳は亮の活動再開の発表を受け、すぐさまツイッターでトークライブの開催を明らかにし、今月18日にチケット販売を開始したところ70席は即完売。気乗りしなかった亮だったが、いざステージに立つと「温かく迎えてくださった方々のおかげで、その気持ちはすぐになくなりました」とファンに感謝した。

 亮は謹慎していた約半年間、特殊詐欺撲滅のための啓発活動を行っていたと説明。訪問先の高齢者らから「早く戻って」と言われ、徐々に復帰への気持ちを固めていったという。

 亮は2人で設立した「株式会社LONDONBOOTS」の所属タレントとして活動し、淳は同社の社長として支えていく。既に亮へ仕事のオファーが殺到。淳は「野菜がおいしく育たない農家から亮さんに念を送ってほしい」などの依頼があると明かし、笑わせた。亮は今後、舞台などでの活動に意欲を示した。

 約1時間に及んだ会見中、2人が終始見せたのは“コンビ愛”。淳は「隣にいてくれるとヤンチャできる」と亮の復帰を喜び、亮は復帰を後押ししてくれた淳に「おとこ気がある、カッコイイ」と感謝した。最後はカメラマンの要請で、満面の笑みで肩を組んで撮影に応じた2人。「何年ぶりだろう」と言い照れながら無数のフラッシュを浴びていた。