ジャンプ禁止&撮影許可のハロプロ、岸本ゆめのが変化を証言/芸能ショナイ業務話

ジャンプ禁止&撮影許可のハロプロ、岸本ゆめのが変化を証言/芸能ショナイ業務話

 サンケイスポーツの大阪編集局には、ハロー!プロジェクトのアイドルグループの方々が関西キャンペーンの際にちょいちょい来社してくれるのですが、先日はつばきファクトリーの岸本ゆめのさんと浅倉樹々さんが来てくれました。

 つばきファクトリーは2015年4月に6人で結成され、翌16年8月に3人が追加されて17年2月にメジャーデビュー。同年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しました。このたび、昨年5月から腰椎椎間板ヘルニア治療のため活動を休止していた浅倉さんが復帰し、約1年ぶりの両A面シングル「意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい」を1月15日にリリース。グループ最高のセールスを記録しているようです。

 結成時は中高生だったメンバーたちは1人の卒業者もなく、17-21歳になっています。岸本さんは「まだまだ進化していくというか、年齢的にもまだ成長まっただ中だと思うので、このシングルでは、つばきファクトリーのアイドルとしての成長を感じていただける人もいれば、大人に近づいたねって言ってくださる方もいます」と、手応えを感じているようです。

 さてさて、ハロプロは今年からコンサート中に観客がジャンプ行為をすることが禁止になりました。これまでは一部のオタクによる「推しジャン」「マサイ」と呼ばれる迷惑行為が横行していました。推しジャンとは好きなメンバーのソロパートなどでジャンプし続けること。マサイは所構わずひたすら跳び続けることです。推しジャンやマサイを近くでやられてしまうと、ステージがまったく見えなくなりますし、ときにはぶつかられたり足を踏まれたりと、迷惑このうえないのです。

 これら迷惑行為が禁止になり、演者からは観客席がどう見えるのか気になるところです。1月はハロー!プロジェクト全体のコンサート(ハロコン)や新曲の発売イベントの出演が主でしたが、浅倉さんは「みなさん、すごく楽しんでライブに臨んでくださっているのは以前と変わらずなので、そこまで変わった感じはないです」とのこと。

 岸本さんも同意しながらも「ジャンプが禁止になったことによって、お客さん一人一人の顔をよりよく見れるようになりました。跳んでる人だと顔がしっかり見えないし、その後ろにいる人が見えなくなる。その瞬間がなくなったので、よりライブ中にお客さんと目が合う時間が長くなった気がします」と証言してくれました。

 そのうえで、ハロプロでは公演中の写真撮影が許可されました。浅倉さんは「写真撮影もOKになったり、ライブもすごく変化していますね。その変化があるからこそ、どのライブもいい味になって、また新しくなっているので、楽しいなって思います」と笑顔。

 パフォーマンス中は意外と撮影している人は少ないようで、岸本さんは「トークになった瞬間に撮り始める方が増えるなという印象ですね」と笑い、「ハロー!プロジェクト全体のコンサートだと『応援席』といって、歌っている人の周りに座っているメンバーがいるんですけど、そのメンバーはあまり動かないので、落ち着いて撮れると言って撮っている方が多いです」としっかり観察していました。

 つばきファクトリーは2月22日からライブハウスを回る春ツアーが始まり、5月には東名阪でホールツアーも行われます。そのときは岸本さんも浅倉さんもまた違った景色が見られるに違いありません。  (ま)