『M-1』和牛、ミキら有力組の落選に衝撃広がる「敗者復活が激戦」

引用元:オリコン

 “令和”初の漫才日本一を決める『M-1グランプリ2019』の決勝進出者9組が4日、都内で発表。アインシュタイン、カミナリ、トム・ブラウン、マヂカルラブリー、ミキ、四千頭身、和牛など、決勝進出が有力視されていたコンビ・トリオが次々と落選し、ネット上では「和牛、ミキがいない」「敗者復活が激戦」など衝撃が広がった。

【写真】『M-1グランプリ』決勝進出コンビ 一覧

 決勝進出はインディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組。。見取り図とかまいたち以外の7組が決勝初出場というフレッシュな顔ぶれがそろった。

 2015年に5年ぶりに復活した同大会は、プロ・アマ・所属事務所を問わず、2人以上で結成15年以内のコンビ(2004年1月1日以降の結成)が出場可能。8月1日より1回戦がスタートし、エントリー数は過去最多の5040組となるなど、熱気が高まっている。

 本番ではこの9組に加え、準決勝進出者による敗者復活戦で勝ち残った1組が、日本一の漫才師を目指す。ネタ順は、昨年から導入されたルール「笑神籤(えみくじ)」で決定する。MCがくじを引き、当たったコンビがその場ですぐにネタを披露。敗者復活組は「笑神籤」にて敗者復活の札が引かれたタイミングで、ラスト10組目が発表されるという緊張感あふれる制度が採用される。

 決勝は、審査員をオール巨人、上沼恵美子、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らく、ナイツ・塙宣之、中川家・礼二、松本人志が務め、今田耕司と上戸彩が司会を担当。22日にABC・テレビ朝日系で生放送(後6:34~10:00)され、同日に敗者復活戦も行われる。決勝常連組から期待の新星、ラストイヤーの芸人まで、今まで以上に白熱した戦いが繰り広げられそうだ。

【準決勝進出組】※エントリーナンバー順
アインシュタイン、からし蓮根、ミルクボーイ、ぺこぱ、オズワルド、マヂカルラブリー、すゑひろがりず、ダイタク、くらげ、セルライトスパ、ラランド、天竺鼠、錦鯉、カミナリ、ニューヨーク、東京ホテイソン、ロングコートダディ、インディアンス、金属バット、見取り図、四千頭身、ミキ、かまいたち、囲碁将棋、トム・ブラウン、和牛

■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】