白石麻衣、「スマホ2」撮影が卒業決意の一因!?「これからも演技したい」

引用元:映画.com
白石麻衣、「スマホ2」撮影が卒業決意の一因!?「これからも演技したい」

 [映画.com ニュース] 俳優の千葉雄大が主演、乃木坂46の白石麻衣がヒロインを務める映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」完成披露試写会が1月29日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 18年に興収19億6000万円のヒットとなった「スマホを落としただけなのに」の続編。前作で事件解決に貢献した刑事役で、主役に“昇格”した千葉は、「皆を引っ張っていくつもりで、ブイブイ言わせてやりました」と豪語した。

 前作では成田凌が演じた連続殺人犯の逮捕で幕を閉じたが、続編については「まさかと思って本当にビックリしたけれど、引き続き同じ監督、スタッフで新たに作れるうれしさがあった」と笑顔。白石、鈴木拡樹、井浦新ら新たな参加者も称えたが、あえて成田の名前を外し、「この人は、前も一緒にやっているから」とおどけながら、絶大な信頼関係をうかがわせた。

 白石は、今月7日に乃木坂46からの卒業を発表して以降、初の公の場だったが、「昨夏の撮影で、ちょう(卒業するか)悩んでいる時期だった。でも、この作品に懸ける思いが強かったので、とにかく全力を出し切って撮り終えられたことが卒業につながったかもしれない」と告白。さらに、「この作品で一皮むけたらいいな。お芝居の仕事はすごく好きなので、これからも演技をしていきたい」と、卒業後の活動も示唆した。

 メガホンをとった中田秀夫監督は、「前作と同じことをやらず、離れすぎないのが“続編監督”として欠かせない。期待を裏切らないものに仕上がった」と自信の弁。千葉も、「ミステリーとしても面白いし、人間ドラマとしても見どころがある。いよいよ始まった感じで、全国の皆さんに早く届いてほしい」とアピールした。

 「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」は、2月21日から全国で公開される。