小柳ルミ子「自らの手で命を絶たないで」自身2度の自殺未遂経験交え悲痛な叫び

引用元:スポーツ報知

 タレントの小柳ルミ子(67)が、元KARAク・ハラさん急死から10日たった4日、自身のブログを更新し、ネットでいわれなき誹謗(ひぼう)中傷を受ける芸能人に向けて「スルーして欲しい」などとつづった。

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 小柳は「私も過去に2度自殺を図った。だが死に切れず、未然に発見され、未遂に終わってしまった。だから、ク・ハラさんの死にたくなる気持ちも、分かる。でも、生き残ってしまった私が言うのも矛盾しているが、親より先に、自らの手で命を絶ってはいけない!」と自らの経験を交えながら訴えた。

 さらに「今『指殺人』と言われる、顔、名前の分からない非情な人達の、書き込みはどんどんエスカレートしている。『指凶器』だ!」とネットの書き込みについて言及。「我々芸能人は表に出る仕事だから、誹謗中傷の標的になりやすい。かと言って『言論の自由』だとか何とか言って、扉を立てる事も出来ない。どうか、無責任な不特定多数の心ない誹謗中傷に、自分の心を乱されないで欲しい!!!」と記した。

 そして「スルーして欲しい!!! 特定の、あなたを愛する心優しい人達もいるのだから、負けないで欲しい!!! SNSの書き込みは、一歩間違えば、『武器を持たないテロ』だ。どうか、節度を持って、人の良心を持って、誹謗される人の立場になって、責任を持って、頂きたい。どうかこれ以上、書き込みに心傷めて自ら命を絶つ悲しい事態が起きない事を、切に、切に、願っている」と悲痛な叫びを上げていた。

報知新聞社