欅坂46・菅井友香、平手友梨奈の脱退に「それを機に新たな姿をみせたい」

欅坂46・菅井友香、平手友梨奈の脱退に「それを機に新たな姿をみせたい」

 欅坂46・菅井友香(24)が29日、東京・新国立劇場で初主演舞台「飛龍伝2020」(30日~2月12日、同所)の公開ゲネプロに、お笑いコンビ、NON STYLEのボケ担当、石田明(39)らと登壇した。

【写真】激しい稽古で抱きしめられる菅井友香

 劇作家、つかこうへいさんの代表作で、1970年代を舞台に全共闘の女性委員長と敵の機動隊隊長との恋を描く物語。菅井は「本当に信じられない。歴代の女優さんもそう。偉大なつかさんの作品で、つかさんが亡くなられて10年のタイミングで挑戦させていただけることを誇りに思う。つかさんのお伝えしたかったことをしっかりと舞台を通してお伝えできるように頑張りたい」と決意を示した。

 機動隊隊長役の石田は、「最初はどうなるかと思った。(菅井の)声がモスキート音。俺もおじさんだからモスキート音が聞こえない。だったけど、いまは飛行機が通ったくらい声が出るようになり、感情の振れ幅が広くなっている」と日々成長する菅井の演技に太鼓判を押した。

 全共闘作戦参謀役の俳優、味方良介(27)に荒々しく抱きしめられる“艶技”やキスシーンなどもみどころ。「最初は(男性陣俳優の)声量に驚き、稽古のあと家に帰ってもみなさんのセリフが頭に残り寝付けない日々もあったけど、いまはそれが心地いい」と演技にのめり込んでいる様子。

 また、男性ばかりの舞台。稽古が始まった当初は「稽古場でみなさん普通に着替えるからどこみていいのか」と悩みを抱えていたという。しかし、「それも慣れて、いまではまだ始まってないけど、お別れがさみしい」と明かした。

 欅坂46では平手友梨奈(18)が脱退。織田奈那(21)と鈴本美愉(22)は卒業を発表。菅井は「グループでやっているとお別れはある。それが今回、一気に発表されたのでファンに申し訳ない気持ちでいっぱい。でもここから変化の年。それを機に新たな姿をみせたい」と心境を口にした。

 俳優としても活躍する石田。会見で「芸人はしたい。漫才はしたいけど、井上(裕介)との距離はとりたい」と相方との関係に悩みを持っていることを告白。また、元吉本興業の先輩、宮迫博之(49)が、動画共有サイト「YouTube」で活動開始したことについて聞かれると、「頑張ってください」と一言で返答。「ここだけオンエアしたら終わる。カットしてください。お願いします」と懇願し、会場の笑いを誘った。