宮迫博之、復帰場所にYouTubeを選んだワケ 声詰まらせ訴え…「お笑いが好きなんですよ」

宮迫博之、復帰場所にYouTubeを選んだワケ 声詰まらせ訴え…「お笑いが好きなんですよ」

 特殊詐欺グループとの間で闇営業を行い、芸能活動を休止中の「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)が29日、公式ブログとユーチューブを開設。闇営業問題の一連の騒動を謝罪した。昨年7月20日に行った「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)との涙の会見以来、半年ぶりとなる“肉声メッセージ”となった。

 自身のチャンネル「宮迫ですッ!」に動画を掲載し、騒動を改めて謝罪。時折声を詰まらせながら今の思いを吐き出した。

 宮迫の動画メッセージ全文は以下の通り。

 ご無沙汰しております、宮迫です。

お騒がせした騒動から半年たちましたけども、ここで改めてご迷惑をおかけしたすべての皆様、そしてご心配をたくさんおかけしたすべての皆様にもう一度改めて謝罪させてください。本当にすみませんでした。

今の僕の現状をまずご報告したいと思います。今、僕は長年育てていただいた吉本興業さんとは契約解除にされている状態です。そしてさんまさんの計らいで今、さんまさんの個人事務所に預かっていただいている状態です。吉本さんとはご厚意で、今でもお話は聞いていただいております。ですが今後どうなるかというのはまだ厳密には決まっておりません。これからもお話はさせていただきたいと思っています。

あとですね、今の僕の思いは大好きな、待ってくれている番組のスタッフ、そして何より30年、30年以上、誰よりも一緒にいて、苦楽を共にした相方の横に戻りたいです。これはすごいわがままだと思うんですけど、戻りたいです。そのために今の自分ができる最善の努力というものをできること何でもしていこうと思っています。でも、それがいつのなるのかというのはまったくわかりません。もしかすると、戻れないのかもしれませんけど、戻るためのできることを何でもします。

この半年の間、まあ、もう…毎日悩み、考えない日々なかったです。その中で引退して別の人生を歩んだ方がいいのかとか、何もせずずっと待っていればいいのかといろいろなことを考えました。でもその考えている中で、やっぱりあの…うーん。お笑いが好きなんですよ。

あの…仲間と笑い合って、仕事して、それを見てくれた人が笑って、元気をもらったって言ってくれるような、お笑いの仕事が本当に好きなんだって、半年も初めてこの仕事を離れてみて実感しました。

僕はやっぱりこの仕事しかできないと実感しましたので、何か、今の僕に皆さんに恩返しできることは何なのかって考えた時に、ユーチューブという場所に出会いまして、僕は正直、テレビの人間です。ユーチューブというものを敵として見ている側の人間だったんですけど、ユーチューブの人と出会って、いろいろな話をうかがって、表現する場所としてこの場所が僕にとって一番自分を出せる場所だと本当に思ったので、ユーチューブという場所を選ばせてもらいました。

もちろん、長い付き合いの仲間からユーチューブに出るなんてやめてくれ、という意見もありました。でもやらせてください。何ができるかわかりませんが、この場所でまた皆さんに認めてもらえるように、許してもらえるようにできることは何でもやります。

一から頑張ります、チャンス下さい。

また皆さんのご意見、いろいろあると思います。それを真摯(し)に受け止めてこの場所で頑張っていきます。よろしくお願いします。